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2018年08月20日

「もみじ饅頭」が「もみじ」なのは何故

ブログ 杉山整体の雑学&地域情報

杉山整体の杉山です。先日、お客さんから「もみじ饅頭」をいただきました。「もみじ饅頭」は言わずと知れた広島の銘菓です。誰もが知っています。しかし、饅頭といえば丸いモノと相場が決まっている気がするのですが・・・。何故もみじのカタチになってしまったのか?これには理由があったのです。
広島県の宮島には「もみじ饅頭」の老舗として有名なお店が多く存在しますが、そもそも一番最初に「もみじ饅頭」作ったのは何処なのでしょう?そして、「もみじ饅頭」の由来とは?
宮島の紅葉谷の入り口に今も営業を続けている老舗旅館「岩惣(いわそう)」があります。「もみじ饅頭」の始まりは、当時の岩惣の女将さんが銘菓となるお菓子を作りたい考え、高津常助という菓子職人に依頼したのが始まりだそうです。そして、「もみじ饅頭」を作るきっかけとなったのが、伊藤博文・・・?
伊藤博文は、山口県出身の幕末の志士で、初代内閣総理大臣を務めていた方ですね。伊藤博文は宮島の弥山に祀られている三鬼大権現を厚く信仰し、たびたび宮島を訪れていたそうです。そんな伊藤博文が定宿としていたのが「岩惣」でした。あるとき、伊藤博文が紅葉谷のお茶屋さんを訪れた時、お茶を出してくれた娘の手を見て「紅葉の「ような可愛い手を食べてしまいたい」と言ったそうです。この話が高津常助」に伝わり、「もみじ饅頭」の誕生となったのです。
つまり、「もみじ饅頭」の誕生には伊藤博文と老舗旅館の岩惣と和菓子職人の高津常助が関わっていたということです。

今も「高津堂」というお店で「もみじ饅頭」売っているみたいです。実際、広島や宮島に行けば多くの和菓子屋さんで「もみじ饅頭」が売っているし、お店によって味もちがうみたいなので、いろいろ試してお気に入りが見つかると良いですね。なんかお客さんからもらった「もみじ饅頭」でグイグイ話を広げてしまいました。では・・・。
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