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2019年06月26日

そうだったのか・・・元号が変わる理由って

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杉山整体の杉山です。本日は元号の話です。日本で元号が採用されて1300年ほどたちますが、今の「令和」を含めて248の元号が使われてきました。ところがところが、今のように天皇の即位に合わせて元号が変わる「一世一元」の制度が導入されたのは、明治以降と言われています。そもそもですよ、元号とは中国の前漢と言われた時代の「武帝」という皇帝が使い始めたのが最初と言われています。日本で最初の元号は「大化の改新」でよく知られている「大化」ですね。日本での元号は、天皇による政治の正当性を知らしめるとともに、国の発展と世の中の平和を願って付けられたものです。そして、元号を変える・つまり「改元」のタイミングは、天皇の即位などのお祝い事だけでなく、大地震や火山の噴火などの災害が理由で元号が改元されることも多くあったそうです。
過去にあった興味深くおもしろい改元の理由には、珍しい「鳥」が献上されたので改元します・・・とか、「白い亀」が献上されて、これはめでたいから改元しよう・・・とか、とても美しい「雲」が出ているから改元しよう・・・とか。つまり、世の中が良くなることを願って、縁起の良いことが起こると「改元」することも少なくなかったそうです。
あとよくあった改元の理由は、大地震とか天体現象ですね。富士山の噴火などは改元の大きなきっかけになったようです。我々は美しい富士山しか知らないので、あの大きな富士山が噴火したな凄まじく、「改元しなくては」と思ってしまうでしょうね。そして、隕石の落下や彗星、日食や月食も不吉な予兆として、むかしの人はとても恐れたみたいです。現代人は珍しい天体現象は喜んで見てしまいますけどね。その他として、「疫病」「火災」「水害」も改元の大きなきっかけになったようです。
もともと元号は世の中の平和を願ってつけられ、改元を繰り返してきたものといえます。最近あまり良くないニュースが多いように思いますが、「令和」が良い年になるように願うばかりです。
杉山整体

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