杉山整体

前回のブログで書かせて頂いた、「プラスチックごみ問題」。今回も引き続きこの問題について、書いてみようと思うしだいです。私たちは日々の生活の中で、プラスチックごみをせっせと分別しています。今日は「プラ」の日やから・・・うちの近所は水曜日ですが・・・。実はこれらのプラスチックごみのうち、日本国内では約１４％しかリサイクルされていないのが、どうも現状みたいです。政府は、プラスチックごみの８６％が有効利用されている、と言っているものの、そのうちの６８％はサーマルリサイクルである。このサーマルリサイクルとは、プラスチックごみを燃やしてその熱を発電や、産業に再利用しているという処理のやりかたで、これは世界では、リサイクルと呼ばないのである。日本では、ちゃんとリサイクルされていない・・・というのが現実という認識を、残念ながらしなければならないみたいです。
このようにして世界中にあふれかえったプラスチックごみが、河川や海岸から海に流れ出して、不法に海洋投棄されている問題を、「海洋プラスチック問題」とよんでいるのだ。　２０１５年の調査によると、年間８００万トンのプラスチックごみが海に流れ出しているらしい。そして困ったことに、プラスチックは、数百年も分解されずに海に残ってしまう・・・という事。このままでは海がおかしくなってしまう、ではないですか。あかんやないか、という事ですわ。しかも、日本は一人当たりのプラスチックの消費量が世界２位・・・使いすぎてます。
この問題は、なかなか奥が深い。果たして我々は日常生活において何を気を付ければ良いのか・・・続きは次回、ということ。