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2020年02月12日

約10万種類のたんぱく質で身体は作られている。たんぱく質って何なんだ。

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私たちの身体は、約10万種類のたんぱく質で構成されています。

この10万種類のたんぱく質が私たちの骨格や筋肉、皮膚、髪毛、内臓などの

あらゆる臓器を構成しているいうことです。

たんぱく質というよく耳にする成分、これは一体何なんでしょうか?



さて、私たちの身体を作っているたんぱく質は、どのようにできているかというと、

たった20種類のアミノ酸の組み合わせによって、作られているということです。

つまり、「アミノ酸」が集まったものが「たんぱく質」で、

アミノ酸の組み合わせによって、骨格になったり筋肉になったり、

その他の身体に必要なたんぱく質を作り出してしまうのです。凄い事なのです。

なるほど、「たんぱく質」は「アミノ酸」が集まってできているという事が分かりました。

次に、この「アミノ酸」とはいったい、何だということになっていきます。

たんぱく質を構成するアミノ酸は20種類あります。

なんと、この20種類のアミノ酸で、人類をはじめとした地球上の生物の身体が、

できているというのですから驚きです。

たんぱく質は、20種類のアミノ酸のうちのどれがどの順番で結合しているかによって、

たんぱく質としてのその性質が変わってきます。

また、アミノ酸が2~100個結合したものを「ペプチド」、

101個以上結合したものを「たんぱく質」と呼びます。

(アミノ酸とペプチドの定義に関しては、諸説あります・・・。)

さて、アミノ酸には「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」があります。

「必須アミノ酸」は、人体で合成出来ないものか、または合成量が少ないため、

食事で積極的にとる必要があります。

「非必須アミノ酸」は体内で合成できますが、重要な働きがあります。

最近では、個々のアミノ酸の細かい働きが解明されてきているので、

それらの働きを期待してサプリメントなども販売されていますが、

日常的に私たちは色々な食品からたんぱく質をとることができているので、

同時に多種のアミノ酸も摂取できています。

ですから、サプリメントで特定のアミノ酸をとる必要はあまりないと言われています。



それでは私たちが日常的に「必須アミノ酸」を摂取するのに適した食材を、

簡単に紹介してみます。

「大豆」「卵」「牛乳」「アジ」「牛肉」「豚肉」「鶏肉」、

これらは「必須アミノ酸」がしっかりと含まれている食材です。

紹介した食材を見ていただくと分かる通り、決して特別な食材ではなく、

日常的にとてもなじみの深い食材であると言えます。

ですから、サプリメントで特定のアミノ酸をとる必要は無いと言われているのも、

納得してしまいます。

最後に、私たちの身体の中では、常に「たんぱく質」の合成と分解が繰り返されています。

「たんぱく質」の働きは、骨格や筋肉、皮膚、毛髪、内臓を構成している他に、

身体の中の代謝機能を調節する「酵素」や「ホルモン」、「神経伝達物質」「血液成分」

「遺伝子」「免疫物質」もたんぱく質でできています。

身体の中に摂取した「たんぱく質」を分解して、身体に必要な「たんぱく質」を作り出す働きのある、

「ビタミンB6」もお忘れなく・・・では。
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