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2020年02月26日

「下半身の柔軟性の低下」は老いの大敵みたいです。

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

年齢を重ねていくと、筋力がていかしてしまう。なんとなく実感していると思います。

簡単に表現すると「運動不足」のことだろう。そういうことである。

人間の筋肉の7割が下半身である事実から考えると、やはり歩く事が大切であると思います。

「運動不足」解消のためには、ウォーキングが身近な選択肢としてベストだと思います。

年齢を重ねていくと、「運動不足」を気にする人は多いと思いますが、

身体が硬くなった、つまり「柔軟性の低下」を気にする人は多くないと思います。

知っていればなるほど、やらなくては、と思ってしまう「ストレッチ」も紹介してみます。



「なんか体力なくなってきたな~」と思うことはないでしょうか。

例えば、「走ったら、転びそうになった」「階段を危うく踏み外しそうになってしまった」

「ちょっとした段差でつまずいたそうになってしまった」「なんか知らんけど、足がもつれる」

これらは「運動不足」と同じぐらい大切な、「下半身の柔軟性の低下」が原因と言われています。

肉体の衰えは、持久力や筋力ばかり気になってしまいがちですが、

「柔軟性」に目を向ける人は多くない。

「身体の硬さ」は、私たちが思っている以上に「疲れやすい身体」を作ってしまっているという事です。

 

さて、身体の柔軟性の中で気を付けてもらいたいのは、何といっても「下半身の柔軟性」です。

特に重要な筋肉を3つ紹介します。

「ハムストリング」「大腿四頭筋」と「内転筋」です。

「ハムストリング」は主に太ももの裏側。 「大腿四頭筋」は主に太ももの表側。

「内転筋」は内股の筋肉です。そこのところは、ザックリした感じで把握して下さい。

「ハムストリング」と「大腿四頭筋」は、主に膝や股関節の曲げ伸ばしをするために必要な筋肉で、

「内転筋」は股関節を動かす為に、大きな役割を担っている筋肉です。

小さな段差でもつまずいてしまったり、足がもつれてしまうのは、

自分が思っている以上に「足が上がっていない」からです。

これらの「3つの足の筋肉」が硬くなってしまうと、スムーズな足の動きが損なわれという事です。

なので、「筋トレ」よりも、「ストレッチ」をおすすめします。

筋肉が硬いまま運動しても、肉離れを起こしたり、腰や膝を痛めたりと、

ケガをしてしまう原因になってしまいます。

まずは「しなやかな筋肉」を手に入れる事が、優先すべきことと考えるのが大切です。



それでは「3つの足の筋肉のストレッチ」を、3つだけ簡単に紹介してみます。

あまりたくさん紹介しても、続けなければ効果が得られないので、3つだけにします。

●「大腿四頭筋」・・・右足を正座の状態、左足をアグラの状態にしたら、徐々に上半身を倒しながら

状態を左にねじり、左腕を床につけます。そのまま60秒キープします。左右交互に行います。

太ももの前面が伸びるのを意識しながら、呼吸して下さい。

●「ハムストリング」・・・座った状態で両足を伸ばします。背中を丸めずに、両手で足のつま先をつかんだら、

そのまま60秒キープします。つま先がつかめない時は、膝を曲げてもOKです。

太ももの裏面が伸びていることを意識しながら、呼吸して下さい。

●「内転筋」・・・座って開けるところまで開脚したら、徐々に上体を前に倒していきます。

膝は伸ばしたまま、背中はまっすぐです。両足の開脚が辛い方は、片足をずつでも大丈夫です。

太ももの内側が伸びていることを意識しながら、呼吸します。

 

基本的に「ストレッチ」をする時間はいつでも良いですが、

風呂上がりと寝る前にすると、効果が実感しやすのでおすすめです。

寝る前は、あまり一生懸命やらないこと。あくまでも「軽く」です。

でないと、覚醒してしまい交感神経が優位に働いてしまい、睡眠の妨げになってしまいます。

注意してください。

「ストレッチ」は地道に続けることが、大切です。

「サボっても良いですが、やめない事」を心がけて、無理なく続ける事が大切だと思います。

 

 

 

 
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