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2020年07月22日

ヨーグルトによって菌の種類と役割が違う・・・そうなのか。

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「ヨーグルト」が腸内環境を整えるのは、よく知られている事と思います。

腸内には免疫細胞の70%が集まっていて、身体の免疫にとって大きな役割を果たしています。

口から入ってきた食べ物は、胃、小腸、大腸、肛門を通って排泄されます。

小腸には、十二指腸・空腸・回腸に分かれていて、

消化器官の75%を占めているのです。

このように小腸が消火のメインの役割を果たしており、

外敵から身体を守ってくれているのです。



さて、この小腸を守ることが、健康のために最も重要と言われています。

「腹八分目に医者いらず、腹六分目に薬いらず」

と言われているように、早食い大食いは良くありません。

腸には、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」と約500種類、

100兆個の細菌が住んでおります。

「善玉菌」は乳酸菌、ビフィズス菌、が良く知られています。

「善玉菌」は乳酸やブドウ糖を餌にして、ビタミン、ホルモン、アミノ酸を生成し、

消化吸収を助け、腸内の働きを整え、便秘、下痢を防いでくれます。

そして、「悪玉菌」の活動を抑えて、「悪玉菌」が生み出した有害物質を中和し、

病気を防いでくれる・・・素晴らしい。

「悪玉菌」は大腸菌、ウェルシェ菌、ブドウ球菌が良く知られていますが、

「悪玉菌」はたんぱく質を腐敗させて、有害物質を発生させ、

炎症を起こしたり、発がん性物質を作ったりします・・・やばいやつです。

「日和見菌」は腸内の70%を占めており、

ストレスや体調によって善玉菌(15%)と悪玉菌(15%)のどちらにも変わります。



さて、高齢になればなるほど悪玉菌の割合が増えるので、

じょうずに「ヨーグルト」の力を使うことをおすすめします。

「ヨーグルト」は「菌」の種類によって、その役割りが違うので紹介していきます。

LNG21乳酸菌

明治プロピオヨーグルトLNG21。ピロリ菌減少に効果。

ラクトバチルス・ガゼイン・シロタ株

ヤクルト。便秘、下痢解消や免疫力アップ、発がん性物質の生成を抑える。

ビフィズス菌BB536

森永ビヒダスヨーグルト。整腸作用やアレルギーに効果。

LGG乳酸菌

タカナシ乳業のLGGヨーグルト。整腸作用やアトピー予防に効果。

R-1乳酸菌

明治R-1ヨーグルト。風邪やインフルエンザにかかりにくくなる。

ガゼリ菌

雪印。内臓脂肪を減らす。

など、ヨーグルトの菌の種類は色々あります。

しかし、ヨーグルトの菌が自分にあっているかどうか?

これは試してみないと分からないので、2~3カ月試してみて、

自分に合っているかどうかみてみて下さい。



さて、ヨーグルト以外にも腸内環境を整える食材はあります。

腸内を整える、「海藻」「穀物」「野菜」

ワカメやコンブ、モズクやヒジキ、ノリも効果があります。

米、ソバ、レンコン、ジャガイモ、サツマイモ、シイタケ、キャベツ、レタス、白菜、小松菜、

ツルムラサキ、ホウレン草、ニンジン、大根、などの穀物や野菜、

または、バナナやリンゴ、ナシなどのフルーツもとるとよいでしょう。



腸内環境を整えることは、「心も身体も元気になる」と言われているので、

日々の食生活の見直しを、ぜひやってみてください。

 
杉山整体

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