2020年07月29日
スポーツ選手を悩ます「イップス」、どういう症状なのか?
NEWS ブログ 杉山整体の健康情報
コロナによる自粛の中、色々なスポーツが再開されています。
やはり、スポーツ観戦は楽しいものだ(テレビ観戦ですが)と、
再確認してしまいました。
なんとか大きな問題なく、スポーツ観戦が今後もできればと、
切に願うばかりです。はい。
さて、スポーツ選手がまれに陥ってしまう症状に、「イップス」というのがあります。
よく耳にします。聞いたことはあるが、詳しくはよく分からない。
こんな方は、少なくないと思います。
なかなか、治療方法が確立できていないと言われています。
いったい「イップス」とは、どんな症状なのでしょう?気になります。
「イップス」は主に、野球選手やゴルフの選手に多く見られますが、
野球の場合・・・
・わずかな距離の送球なのに、思ったところにボールが投げられなくなる。
・急に動きがぎこちなくなってしまい、簡単な打球処理などでエラーしてしまう。
ゴルフの場合・・・
・身体がスムーズに動かなくなり、いつものスイングができなくなってしまう。
・とても簡単と思えるパターなのに、強く打ちすぎたり、弱すぎたりと上手く調節できない。
このような例が「イップス」における代表的なイメージではないかと思います。
今一つピンとこない感じのイメージかもしれませんが、
原因や治療法に関しても、実はあまり確立していないのが現状であります。
分かり易く言うと「イップスとは、何も考えずにできていた動作が、できなくなってしまうこと」
だと言えます。
さて、「イップス」を起こしてしまった人の身体は、
どのような事が起こっているかというと、
別に痛みや違和感があるわけでもないし、
ほぼほぼ自覚症状が無いというのがほとんどであります。
スポーツにおいて、勝ち負けがあるのは、ごく当たり前のことであります。
成功や失敗があって、当然でもあります。
この当たり前の世界において失敗という経験の積み重ねが、
一種の「不安」や「緊張」につながっていきます。
ときに人間は、この「不安」や「緊張」を過剰に感じると、
自律神経の交感神経の働きが優位になりやすくなります。
しかし、「イップス」に直接結びつく反応は、「不安」によるこのような生体反応の変化ではなく、
「不安」によって発生する「脳が過剰に運動調節しようとする反応」
と考えられています。
つまり、今まで何も考えずにできていた運動を、あえて考えてしまう。
意識的に運動調節をしてしまうことで、「イップス」が起こってしまうと考えられています。
練習の積み重ねにおいて自動化された運動が、
いちいち脳で身体の使い方や力加減を過剰にしてしまうのです。
やっかいです。
しかしながら「イップス」の治療方法は、
まだまだ模索状態というのが現状です。
その治療方法とは、
いつも使う道具とは違うもので、エクササイズを重ね、
メンタル面でのトレーニングであったり、
運動におけるルーティーンをつくり、
広い意味で動作のリズムを作ったり・・・。
我々が良く耳にしている「イップス」とは、まだまだ未知の部分が多いので、
想像以上に厄介なものかもしれません。
やはり、スポーツ観戦は楽しいものだ(テレビ観戦ですが)と、
再確認してしまいました。
なんとか大きな問題なく、スポーツ観戦が今後もできればと、
切に願うばかりです。はい。
さて、スポーツ選手がまれに陥ってしまう症状に、「イップス」というのがあります。
よく耳にします。聞いたことはあるが、詳しくはよく分からない。
こんな方は、少なくないと思います。
なかなか、治療方法が確立できていないと言われています。
いったい「イップス」とは、どんな症状なのでしょう?気になります。
「イップス」は主に、野球選手やゴルフの選手に多く見られますが、
野球の場合・・・
・わずかな距離の送球なのに、思ったところにボールが投げられなくなる。
・急に動きがぎこちなくなってしまい、簡単な打球処理などでエラーしてしまう。
ゴルフの場合・・・
・身体がスムーズに動かなくなり、いつものスイングができなくなってしまう。
・とても簡単と思えるパターなのに、強く打ちすぎたり、弱すぎたりと上手く調節できない。
このような例が「イップス」における代表的なイメージではないかと思います。
今一つピンとこない感じのイメージかもしれませんが、
原因や治療法に関しても、実はあまり確立していないのが現状であります。
分かり易く言うと「イップスとは、何も考えずにできていた動作が、できなくなってしまうこと」
だと言えます。
さて、「イップス」を起こしてしまった人の身体は、
どのような事が起こっているかというと、
別に痛みや違和感があるわけでもないし、
ほぼほぼ自覚症状が無いというのがほとんどであります。
スポーツにおいて、勝ち負けがあるのは、ごく当たり前のことであります。
成功や失敗があって、当然でもあります。
この当たり前の世界において失敗という経験の積み重ねが、
一種の「不安」や「緊張」につながっていきます。
ときに人間は、この「不安」や「緊張」を過剰に感じると、
自律神経の交感神経の働きが優位になりやすくなります。
しかし、「イップス」に直接結びつく反応は、「不安」によるこのような生体反応の変化ではなく、
「不安」によって発生する「脳が過剰に運動調節しようとする反応」
と考えられています。
つまり、今まで何も考えずにできていた運動を、あえて考えてしまう。
意識的に運動調節をしてしまうことで、「イップス」が起こってしまうと考えられています。
練習の積み重ねにおいて自動化された運動が、
いちいち脳で身体の使い方や力加減を過剰にしてしまうのです。
やっかいです。
しかしながら「イップス」の治療方法は、
まだまだ模索状態というのが現状です。
その治療方法とは、
いつも使う道具とは違うもので、エクササイズを重ね、
メンタル面でのトレーニングであったり、
運動におけるルーティーンをつくり、
広い意味で動作のリズムを作ったり・・・。
我々が良く耳にしている「イップス」とは、まだまだ未知の部分が多いので、
想像以上に厄介なものかもしれません。
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