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2020年11月04日

質の良い睡眠に必要な「セロトニン」と「メラトニン」とは?

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季節の変わり目に体調を崩すことは多々あるかと思います。

しっかり睡眠をとって、身体をスッキリさせたいものですが・・・。

しかしながら、「長く寝ればよい」というわけではなさそうです。

質の良い睡眠が必要となっていきます。

人間の身体は疲労することで、筋肉などで炎症がおこってしまいます。

睡眠中に成長ホルモンが分泌され、身体を修復するようにできています。

簡単にいえば、「寝れば疲れがとれる」という仕組みになっています。

「寝ても疲れがとれない」という声も聞こえてきそうです。

そこで質の良い睡眠の為にまず、「セロトニン」に着目してみたいと思います。



疲労や睡眠の研究において注目されているのが「セロトニン」という神経伝達物質です。

人間の体内にある「セロトニン」の9割が脳にあり、

その働きによって、疲労から回復することが分かっています。

「セロトニン」は精神を安定させてくれて、

「幸福感」を生み出すホルモンです。

そのため「幸せホルモン」とも呼ばれています。

正確には「セロトニン」はホルモンではありません。

「セロトニン」はイライラ、怒り、不安、恐怖、衝動、攻撃性などの

ネガティブな感情を抑え込み、心の安定を保つ働きをしてくれます。

また、「セロトニン」は自律神経に働きかけて、

自律神経のバランスを整えてくれます。

つまり、交感神経と副交感神経の切り替わりが、スムーズに行われるようになります。

「セロトニン」が十分に分泌されれば、

脳の疲労が取れてしまうという感じです。

では、どうすれば「セロトニン」を十分に分泌させることが出来るのでしょう。



「セロトニン」は、夜寝ている時には分泌されません。

起きて太陽の光を浴びると、分泌されます。

「セロトニン」が分泌されることで、

日中頭がスッキリ状態でいられるのです。

「セロトニン」の分泌は、太陽の光と関係しています。

そして、昼間十分に「セロトニン」が分泌されれば、

夜間に十分「メラトニン」が分泌されるのです。

さてここで「メラトニン」が出てきましたね。

次はこの「メラトニン」の話に移っていきます。



睡眠ホルモン「メラトニン」とは?

「メラトニン」が十分に分泌されると、副交感神経が優位になり、

脈拍、体温、血圧などが低下して、脳が睡眠の準備ができたことを認識します。

こうしてヒトは眠りに入っていくわけです。

そのため、「メラトニン」は睡眠ホルモンと呼ばれているのです。

また、「メラトニン」は抗酸化力があって、

細胞の新陳代謝を促したり、疲れをとってくれたり、

病気の予防や老化防止にさまざまな効果があるとされています。

「メラトニン」が十分に分泌されるためには、

昼間に「セロトニン」が十分に分泌しなければならないのです。

つまり「メラトニン」の原料は、「セロトニン」というわけです。

「セロトニン」と「メラトニン」の関係からみると、

一日の生活のリズムがいかに大切かということが、よく分かります。

人間にとって太陽の光はとても大切・・・なのである。
杉山整体

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