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2020年12月16日

生まれてから少しづつ高まっていく獲得免疫(かくとくめんえき)とは?

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

人間の身体の外から入ってきた悪いものと戦う免疫・・・。

この免疫力が高いと、身体はより正常な状態を保つことが出来るのであります。

ということで、免疫というものを正しく理解しておくことは、

以外と大切なことと思います。

免疫力には、生まれつき持っている「自然免疫(治癒力)」と、

病原菌やウイルス、微生物が体内に侵入したときに、

それらと対抗するための「抗体」が作られることで得られる、

「獲得免疫(かくとくめんえき)」の二種類があります。

「自然免疫」は、体内に侵入した異物を、

白血球(好中球やマクロファージなど)が食べて攻撃するものです。

一方、「獲得免疫」は白血球のリンパ球が「抗体」と呼ばれる物質を作り、

なんと病原菌を無力化するという、素晴らしい働きをします。



「抗体」は、侵入してきた異物1種類に対して、1つ作られます。

このため、一度「抗体」ができると、同じ病原菌が侵入したとしても、

前回つくられた「抗体」が働くため、同じ病気にかかることは、基本的にはありません。

風疹(ふうしん)、水ぼうそう、おたふくかぜ、などがその代表的な病気であります。

この「獲得免疫」を利用して病気を予防するのが、

子供の頃に受ける「予防接種」です。

「予防接種」は、発病しない程度に処理した微量で弱い病原菌を体内に注射して、

病気を発病しないようにあらかじめ「抗体」をつくるものです。

子供の頃に受けるその多くが、そうであります。

インフルエンザの「予防接種」も、その一つであります。

「抗体」とは病原菌が体内に入って作られるものなので、

生まれてきた子供には、「獲得免疫」はありません。

成長過程において、体内に侵入した異物に対して「抗体」ができて、

免疫力が少しずつ強くなっていくものなのです。



つまり子供は病気になりながら、病気に対抗するための免疫力を高めていってるわけであります。

これがまさに「獲得免疫」であります。

 

知れば知るほど人間の身体は、素晴らしい機能を持っていると思います。

ただし、免疫力には個人差があることも事実であります。

強い人もいれば、弱い人もいます。

免疫力を高めることが、「病気にならないカラダ」をつくる上で、

もっとも大切なことになっていきます。

では、免疫力を高めるには、どのような事に気を付けなければ良いのでしょうか?

「免疫力」は、すべての人にもともと備わっているものですから、

日常生活の過ごし方や、ちょっとした工夫で高めることが可能なのです。

身体を温めたり、食生活を改善したり、適度な運動をしたり、

ストレスとのつきあい方など、明日からでも取り掛かれることばかりです。

「整体」もその一つであります。

書いて字のごとく、「体を整える」ことです。

年齢を重ねると、昔みたいに元気を維持することは大変であります。

いろいろ工夫しても、身体がだるかったり、疲れが抜けなかったり。

今月は整体に行って、元気に新年を迎えることをおすすめします。

こんな時は、自分の身体としっかり向き合う事が、

大切になっていくと思います。

 

 

 
杉山整体

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