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2021年01月06日

疲労回復に良いと言われている「イミダペプチド」とは?

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多少の違いはありますが、同じように日常生活を過ごしているのに、

回復が早い人もいれば、なかなかどうして回復が遅い人もいたりします。

この違いは、いったいどこから来るものなのでしょう?

さて、筋肉の細胞や脳の神経細胞がたくさんの酸素を消費するとき、

活性酸素が大量に発生してしまいます。

それが細胞を破壊してしまい、ファティーグ・ファクター(疲労因子)を発生させてしまいます。

そして、ファティーグ・ファクターが増加してしてしまうと、

細胞の機能が低下してしまい、疲労につながってしまいます。

しかし、身体の仕組みというのは、うまくできておるもので、

疲労が増えていくと同時に、ファティーグ・リカバリー・ファクター(疲労回復因子)が

出てきて、疲労を回復させてくれるのです。

ということで、このファティーグ・リカバリー・ファクターの働きが高い人ほど、

早く元気になり、働きが低い人ほど、

なかなか疲れがとれないという理屈になっていきます。

このファティーグ・リカバリー・ファクター(疲労回復因子)の働きは、個人差があります。

若い人ほど、良く働いてくれます。

しかし、「もう若くはないし・・・」と諦めてはいけないのであります。



ここで、「イミダペプチド」ということです。はい。

「イミダペプチド」はファティーグ・ファクター(疲労因子)を減らしてくれて、

ファティーグ・リカバリー・ファクター(疲労回復因子)の働きを、

高めてくれる成分なのであります。

この「イミダペプチド」は色々と注目を集めていますが、

抗酸化作用も有り、肉体疲労や精神疲労の両方に効果があるらしいです。

さて、こんなに頼もしい成分「イミダペプチド」は、

どんな食品からとれば良いのでしょうか?

知っている方も多いかと思いますが、

非常に身近な食品である「鶏のムネ肉」に含まれています。

しかも嬉しい事に、「鶏のムネ肉」は安いのであります。



この「イミダペプチド」は、渡り鳥から発見されました。

渡り鳥が長~い距離を飛べるのは、羽の付け根の筋肉に多く含まれる

「イミダペプチド」によるものだと考えられています。

「イミダペプチド」は、いくつかのアミノ酸が結合した状態のもので、

食品でとると一度分解されますが、疲労の激しい部位まで一度運ばれて、

イミダペプチド合成酵素により再合成されて、

ピンポイントで働いてくれることが分かっています。

「イミダペプチド」は、一日に200ミリグラムとれば、

疲労回復効果が期待できると言われています。

「鶏のムネ肉」ならば、100グラムに相当します。

鶏の肉には、脳を元気にする神経伝達物質の原料でもある、

トリプトファンなども含まれていますので、

「疲労回復」「疲労予防」には欠かせない食材といえると思います。

高たんぱく、低脂肪なのも嬉しい点と言えますね。

我が家では、鶏のムネ肉のミンチで、「鶏ダンゴ鍋」をするのが、

冬の定番メニューとなっています。

こんな身近でお買い得な食材を、日々の健康管理に使わないのは

「あかんやろ」と思うの私だけでしょうか?

 
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