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2021年02月03日

「軟水」(なんすい)「硬水」(こうすい)の違いはなんだ?正しく認識してみよう

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

水には、「軟水」(なんすい)と「硬水」(こうすい)があります。

なんとなく知ってはいるけれども、何がどのように違うのか・・・?

「あまりちゃんと知らない」ということもあるかと思います。

健康のために、水分をとりましょう・・・と言います。

そこのところ知っておくのも、非常に良いかと思います。・・・はい。



雨が降ったり、雪が降ったりして水が土の中に、

つまり地中にしみこんでいきます。

地中にしみこんだ雨や雪は、地層によってゴミや汚れが取り除かれていきます。

同時に地層の中にあるミネラルを吸収して、湧き出します。

こうした水を一般的に、「ミネラルウォーター」と呼んでいます。

その「ミネラルウォーター」には、ミネラルが色々と含まれています。

その「ミネラルウォーター」のミネラル全部のなかで、

もっとも重視される成分は、「カルシウム」と「マグネシウム」の量です。

つまり水の「硬度」は、「カルシウム」と「マグネシウム」の量で決まってくるのです。

WHO(世界保健機関)では、1リットルの水に溶け込んでいる

「カルシウム」と「マグネシウム」の量を数値化した量が、

120ミリグラム以上のものが「硬水」(こうすい)で、

それ以下のものを「軟水」(なんすい)としております。

水の硬度は、採水地によって値が違ってきます。

水のミネラルの含有量は、地層や地形その他の条件によって変わってしまいます。



日本の水の多くが「軟水」なのも、これに関係しております。・・・「硬水」もあります。

日本の国土は起伏が激しく、高地から低地までの水の流れが速いため、

地層の中のミネラルを吸収する期間が、短くなってしまいます。

そのため、ミネラルの成分が少ない「軟水」が多くうまれます。

一方ヨーロッパでは、「硬水」が多くなっております。

ヨーロッパ大陸は石灰岩層が多く、比較的平坦な地形が延々と広がっております。

そうした土地から長い年月をかけて水が湧き出すので、

地層のミネラルを豊富に吸収した「硬水」が出来上がるという仕組みであります。

「軟水」は、まろやかで飲みやすい特徴があります。

身体への負担も少ないと、言われています。和食との相性も良いと言われています。

「硬水」はミネラルが多く、健康維持に良いと言われていますが、

そこまで日々の水の摂取において、「硬水」にこだわることもないと思います。

日々の食事のバランスを良くしていれば、

「軟水」でも「硬水」でも良いと思います。

「ミネラル」は、野菜や果物、海藻やその他の食材からでも十分摂取できるからです。

夏場なんかは汗をかくので、自然と多くのミネラルが失われてしまいます。

なので、ミネラル入りの「麦茶」などはおススメであります。



まとめとして、水の硬度は「カルシウム」と「マグネシウム」の量で決まるということです。

「水」は体内のバランスをとるために、必要なものと考えて頂くと良いと思います。

「水」は飲みすぎてもダメなものであります。

少なくとも一日に、1.5~2リットルぐらいは、飲むように心がけましょう。

飲み方は、少量を回数に分けて取ると良いかと思います。

最近は「炭酸水」なんかも流行となっております。

「炭酸水」は、血流と新陳代謝を良くする効果が期待できるらしいです。

そういえば、我が家の冷蔵庫にも入っていますな~。

 

 
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