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2021年02月10日

知ってますか?「あずき」には健康パワーがあるそうな。

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日本人にとって、とてもなじみ深い食材である「あずき」。

昔からお祝いの席なので必ず出されていたのが、

「あずき」を使った赤飯であります。

おめでたい席の料理に「あずき」を使う理由としては、

「あずき」の赤い色には、魔よけのチカラがあると信じられていたからなのです。

日本の古い文献の中で、「あずき」が初めて登場するのは、

「古事記」や「日本書紀」なのであります。

日本の神話の世界で「あずき」は、オオケツヒメの鼻から生まれたとされています。

このように「あずき」は古来より、神話めいた神聖な存在であったのでしょう。

その理由は、「あずき」の色にあると考えられているのです。

中国大陸や朝鮮半島では、「あずき」の赤い色に、

魔よけなどの呪術的なチカラがあると信じられていた為です。

赤色は太陽の赤色であり、火の赤色でもあります。

そのためか、「あずき」は人間の生命力を活発にして、

魔を退治すると、昔の人は考えていたのであります。



「あずき」は、おまじないの道具に使われてしました。

季節の変わり目、月の初めの日、新たなる旅立ちの出発の日などにも食べられていました。

昔の人は「あずき」に厄除けの願いを込めたのであります。

そのためか、「あずき」は厄払いの意味を込めた料理が作られるようになり、

お祝いの席などでも、食べられるようになっていったのであります。

「あずき」にまつわるような風習には、中国の江南地域で始まったと言われ、

朝鮮半島をへて、日本に渡ってきたものと考えられています。

その後、宮中での儀礼や年中行事にも、取り入れられるようになっていきます。

当時の宮中の儀礼を記した書物には、小正月にあたる1月15日に、

あずき粥を食べる行事があったことが、書かれています。



さて「あずき」には、健康効果が期待できるのであります。

「あずき」は和菓子や和食に使われている他に、

古くは「薬」として利用されてきました。

むかしは民間療法において、貴重な存在だったみたいです。

むかしの人は「あずき」には、色々な健康効果があることを知っていました。

ですから「あずき」を食べることで、病気の回復や予防をしていたのであります。

「あずき」は魔よけや、健康に良いのであります。なるほど。

「あずき」には色々と日常生活における健康効果があるので、

紹介してみたいと思います。



まず、「あずき」の煮汁やあずき粥は、二日酔いに効くと言われています。

「あずきの煮汁」よる対処方法は理にかなったものですから、

一度ためしてみるのも良いかと思います。

「あずき」は便秘に良く効くことが、むかしから知られています。

「あずき」に豊富に含まれている食物繊維が、便秘の解消に役に立ち、

便秘の改善につながることは、現代の栄養学の面からも明らかになっております。

「あずき」には利尿作用があることも、知られていました。

「あずき」を水で煎じて、この煎じた汁を飲むことで利尿効果がみられ、

身体のむくみが緩和されるとされています。



さて、現代の栄養学において、「あずき」の栄養素はどんなものなのでしょう?

「あずき」には抗酸化物質で有名な、「ポリフェノール」が豊富に含まれています。

特に北海道産の「あずき」には、赤ワインの1.5~2倍の量の「ポリフェノール」が含まれています。

抗酸化物質は老化の予防が期待できます。若返り効果ですな。

「あずき」は食物繊維が豊富に含まれています。

「あずき」には100グラム当たり、17.8グラムの食物繊維が含まれています。

これは野菜の中でも多くの食物繊維が含まれている、ゴボウの3倍です。

食物繊維には、腸内環境を整える作用があります。

「あずき」には、ビタミンB群が豊富に含まれています。

特にビタミンB1が豊富に含まれています。

「あずき」には、鉄分が豊富に含まれています。

鉄分が不足すると、身体の不調につながってしまいます。

鉄分といえば、ホウレン草やヒジキを思い出してしまいますが、

「あずき」には100グラムに5.4ミリグラム、

なんとホウレン草の2.7倍もの鉄分が含まれています。

その他にも、カリウムや、血液をサラサラに保つ成分の一つである、

サポニンも多く含まれているのであります。

個人的には、洋菓子よりも和菓子の方が好きであります・・・。

洋菓子好きの方!是非時々でも良いので、和菓子も宜しくお願いします。

 

 

 
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