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2021年03月10日

鼻の穴から鼻毛が見えているのはみっともないが、鼻毛にはちゃんと役割がある

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鼻の穴から鼻毛が見えている時、

新設に言うべきであるのか、知らぬふりをして言うわずにしておくか、

迷ってしまいます。どうしよう・・・。

今回はそんな話では無いのであります。

鼻毛が飛び出しているとき、みなさんはどうしているのでしょうか?

エイヤ!と抜いてしまっても良いものなのでしょうか?

エイヤ!と鼻毛を抜いてしまうと、ばい菌によって毛根が炎症を起こしてしまったり、

ひどいときは、化膿してしまったりすることがあります。

またエイヤ!エイヤ!と無理に鼻毛を抜きまくると、

ニオイに対しての感覚が鈍くなってしまう場合もあったりします。



さて、ニオイに関するシステムはどのようになっているかというと、

空気中の「ニオイ成分」が鼻腔内の嗅粘膜に付いて、

神経を通じて刺激が脳に伝達ために「ニオイ」を感じるという仕組みになっております。

ということで、鼻毛を抜いた場所が炎症を起こしてしまい、

嗅粘膜がダメージをうけてしまうと、脳への刺激の伝達も鈍くなってしまい、

「ニオイ」に対して鈍感になってしまうわけであります。

さて、「鼻毛」って何のためにあるのでしょうか?

無いほうがすっきりしてて、いい感じなのに・・・。

鼻というのは、鼻孔から鼻腔を通って、咽頭(いんとう)までを「鼻」と言います。

つまり、鼻の穴から鼻の奥までの、呼吸のときに空気の通り道になっているところであります。

鼻の穴の出口近くに鼻毛が生えるのは、

外部からのほこりやハウスダスト、花粉などの異物を防ぐフィルターの役割があるからです。

もし鼻毛が無かったら、それらの異物は自由に鼻から入ってきてしまうことになってしまいます。

なるほど、鼻毛はある程度必要なものと考えた方が良いかと思います。

あまりジャマ者扱いするのもどうかと考えた方が良いでしょう。

例えば、鼻毛を抜いてばかりいると、どんどん鼻毛の密度が低くなってしまいます。

そうなると、どうなってしまうのでしょう?

気管支喘息(きかんしぜんそく)になる確率が、

高密度な人は16.7パーセントに対して、

低密度な人はそれ以上の44,7パーセントになってしまうという調査結果があったりもします。

また理論的には鼻毛を抜きまくると、

風邪やインフルエンザになる危険性が高まると考えられています。



マナーやエチケットを考えると、鼻毛はスッキリしている方が良いのですが、

基本的には鼻毛は「抜く」のではなく「切る」というのが、

適切な対応だと考えるのが良いと思います。

そのための鼻毛切り専用のハサミというのが存在します。

ハサミの刃先が丸くなっている、小さなハサミです。

鼻毛の手入れのし過ぎは気を付けた方が良いでしょう。

冬場や季節の変わり目は、体調を崩しやすいので、

小さなことですが気を付けてみたいものであります。

コロナの感染者数も、落ち着きつつあります。

26日からはプロ野球も開幕します。

今は気を抜かず、鼻毛の手入れよりも、マスクとうがいと手洗い、

それが大切でしょう。

 

 
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