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2021年04月07日

「太陽のビタミン」とも呼ばれているビタミンDとは?

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そもそもビタミンとは何なのか・・・?

さて、健康のために毎日ビタミンを取ることが大切であることは、

皆さんに広く知られております。

しかし、基本的にビタミンとは何なのかを理解しているかというと・・・。

なんとなく知っている感じでしょうか。

そもそもビタミンとは、

「身体の中で作ることができず、何らかのかたちで外から取り入れなければならない、

健康の維持に必要不可欠な栄養素」であります。

これらは日常的に食品から、摂取できるのであります。

バランス良く食べれば良いわけであります。

しかし、「太陽のビタミン」とも呼ばれているビタミンDは、

一般的なビタミンの定義からすると、

厳密に言えばビタミンではありません・・・。

ビタミンは食品に含まれる化合物であり、

「体内の生理的プロセスを正常に機能させるために必要な栄養素」

と定義されております。

ビタミンは健康に不可欠で、病気を予防する効果がありますが、

体内では自然に作り出すことができず、

特定の食品を食べることによって取り込む必要があり、

そうしなければ、身体は正常に機能することができないのであります。



しかし、ビタミンDだけは他の一般的なビタミンと違って、

日光などの紫外線を浴びることによって、体内で生成できるという事が、

ビタミンに分類されて何年もたってから判明したわけであります。

実際に適切な条件があれば、日光に当たることで必要量の全てを得ることは可能であります。

つまり、体内で生成できるわけなので、

ビタミンDはビタミンでは無いという事が言えます。

定義からいうとビタミンDは、ホルモンということになってしまいます。

ホルモンは体内の特定の器官で作り出され、

血流によって全身に運ばれることによって作用します。

ビタミンDは、1971年に科学用語で「ビタミンD3ホルモン」

に分類されたことで、この問題は解決したわけであります。

まあ、ビタミンDがビタミンであろうがホルモンであろうが、

身体にとって必要であることには変わらないという事であります。

このビタミンDというものは、

いったん摂取されるか、皮膚によって生成されると、

肝臓と腎臓で活性型ビタミンDに変換されます。

骨、筋肉、細胞など、体内のほぼ全ての組織と臓器は、

ビタミンDがなければ、最適に機能することができないのであります。

また、ビタミンDには、

細胞の成長や発達、免疫システムや代謝調節をつかさどる遺伝子を、

コントロールする働きもあるみたいです。

ビタミンD・・・かなりの働き者であります。



さて、ビタミンDを得るためには、

「いつでもどこでも、日光を浴びる」のが、

一番だといえます。

身体がいちばん多くビタミンDを生成するのは、

よく晴れた正午と言われています。

これまで日光の害については、さんざんテレビや雑誌などで聞かされていることと思いますが、

最近では、毎日20~30分屋外で過ごすことが、

推奨されております。

十分な日光が得られない冬場などは、

ミルク、チーズ、サケ、マグロ、卵黄、牛レバー、ニンジン、オレンジジュース、

一部のキノコ類などを食べれば、最大で一日の必要量の20%を、

摂取することができると考えられています。

ビタミンD3の入ったサプリメントもありますが、

大量に摂取するとリスクもあるので、ほどほどにを考えなければなりません。

ビタミンDに関しては、まだまだ研究されているところですが、

日光はなんせコストがかからないので、おすすめかと思います。



では、ビタミンDに関する研究結果を、多少紹介してみます。

●ビタミンDは、ガンと診断されるリスクを下げるだけでなく、

ガン患者の生存率も高めるというエビデンスがある。

●減塩よりもビタミンDを補充する方が、血圧を下げる効果が大きかった。

●骨折の予防には、カルシウムを含むビタミンDサプリメントが有効である。

●糖尿病の発症リスクが、13%低下した。

●ビタミンD3を摂取した高齢者の全死因死亡率を大幅に減少させる。

コロナで家にいることが多くなりがちですが、日光浴は良いという話であります。

 

 
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