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2021年10月20日

むかしマグロは高級品ではなかった。

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マグロはとても人気があります。

刺身や寿司ネタで人気があります。

うちの子供は、マグロが大好きであります。

私は魚が、全体的に好きであります。

なので、特にマグロを特別ひいきしているわけではありません。

回転寿司に行って、マグロといったメニューがない店はないのであります。

マグロの赤身は、そこそこリーズナブルな値段で食べることができます。

しかしながら、トロとなると高級な部位であります。



このトロという高級な部位、むかしはそんなに高級な部位ではなかったみたいです。

日本において日常的にマグロを食べ始めたのは、

江戸時代の後期であります。

おもに赤身を醤油につけた「ヅケ」が、

寿司ネタとして出回っていたみたいです。

当時マグロは「シビ」と呼ばれていました。

この「シビ」は「死日」」を連想さてしまうところから、

武士の間では忌み嫌うものであったみたいです。

ということは、むかしマグロは「庶民の食」ということだったみたいです。

現代の高級食材である「トロ」は、どのような扱いだったのでしょうか?

トロは脂が多いため、冷凍技術がなかった時代では保存ができず、

すぐに捨てられてしまうこともあったそうです。

なんとも、もったいないなと思ってしまいます。

日本人の味覚の変化もあってのことか、

「トロ」が好んで食べられるようになったのは、

なんと昭和に入ってからのことであります。

この頃はまだ、トロの値段は安いままでありました。

まさに庶民にとって、ありがたい食材であったわけです。

今みたいに「トロ」が高級品となったのはいつ頃からなのでしょうか?

これは、第二次世界大戦後のことであります。



マグロは近年、その数が減っている事が、危惧されております。

しかし、回転寿司屋さんでは、人気者であります。

それはもう、マグロ祭りであります。

 

みんなが比較的に気軽に入店できる回転寿司ですが、

このクルクル回る回転寿司は、時計回りに流れております。

日本人の多くが、右利きであります。

右手に箸を持っていれば、流れてきた皿を取るのは左手となります。

ということで、右から左へという時計回りで流れる方が取りやすいのです。

また、人間には「利き手」と同じように「利き目」があり、

たいていの人はそれが右目なので、

右から流れてくるものが一番早く視界に入るということです。

つまり、取りやすく見やすいわけであります。

かつては反時計回りのものもあったようですが、

取りにくいというお客さんの声で、時計回りに変えたそうです。

 

だいたい寿司をベルトコンベアで、

くるくる回してしまうという発想が凄いです。

大阪が発祥だと、記憶しております。たぶん。

今では寿司が回っていることが、全国で当たり前になっております。

回るどころか、タッチパネルで注文したら、

直通で流れてくるシステムもあるのです。すっごいです。

最初の頃は、遠くからお目当てのすしネタをロックオンして、

誰も取らないでくれと・・・いった感じでした。

回転寿司とても楽しいですが、混んでるから・・・。

 

 

 
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