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2021年11月10日

歯磨き習慣って、いつ頃から始まったものなのでしょう?

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「白い歯っていいな~」というCMソングが、

頭をよぎってしまう世代であります。

生まれてから今にいたるまで、特別意識することなく、

朝晩に歯磨きをしてきました。

そのようにすることを教えてもらった記憶もなく、

ただただ当たり前だと言わんばかりに歯磨きをしてきたのであります。

そのようにやってきたおかげか、

虫歯になった覚えもほぼほぼ1、2回ほどしか無く、

あまり歯医者に行くことはありませんでした。

なんとも幸せな方やと思います。



さて、この歯磨き、いつ頃からどんな方法で磨いていたのでしょう?

古墳時代の人骨を調べてみます。

すると、歯の裏側が異常にすり減っているのであります。

確かなことは言えないのですが、

このころから何かの道具で歯を磨いていたのではと考えられております。

現代の歯磨きにいちばん近いカタチになったのは、

江戸時代みたいです。

歯磨き粉というものが日本で初めて売られたのが、

1643年と言われています。

原料は房州砂という砂でありました。

房州というのは今でいうところの千葉であります。

つまり砂に香料などを入れて、

「磨き砂」として売られていたみたいです。

どのようにして、磨いていたのでしょうか。

なんか房楊枝(ふさようじ)というものに砂をつけて、

ゴシゴシ磨いていたみたいです。

まさに今の歯磨きの原型やと思います。

また、塩を使っていたという記録も残っております。

ハマグリの貝殻に、塩を詰めて焼いたものを使ったとか、

松の実に塩を混ぜて使っていたという話もあります。

個人的には、砂で磨くより、塩のほうが受け入れやすい気がします。

どうでしょうか?

歯は大切ですから、いつの時代も・・・ということですね。



歯は大切なので実は、

江戸時代にはもう「入れ歯」があったそうです。

「入れ歯」は平安時代に仏師の手によって生み出されていたものと、

考えられております。

江戸時代には、「入れ歯師」という職業があったようです。

この時代の歯医者さんは、治療はしても入れ歯は作らない、

というスタンスでした。

入れ歯師は道具箱を背負って、各地を歩き回ります。

そして必要な人のために、入れ歯を作っていたとい話です。

とは言ったものの、当時の入れ歯は高級品であります。

お金持ちや身分の高い人しか、

手に入れることが出来なかったのであります。

 

では、当時の入れ歯はどのようなものだったのでしょうか?

それは、ツゲの木を台座にして、光沢のある岩石や象牙、

あるいは死人の歯などを使って作られていた、精巧なものでした。

日本の入れ歯はヨーロッパに比べたら、

進んでいたみたいであります。

18世紀のイギリスの入れ歯は、四角い象牙の入れ歯でしたが、

あまり実用的なものではなく、

食事の時には取り外していたというわけです。

現代においては、アメリカのお金持ちは、

歯にとてもお金をかけるみたいです。

しかし日本においては他の先進国に比べて、

オーラルケア商品の消費が少ないようです。

もう少しお金をかけると、良いのかもしれません。

私も先月の終わりに、新しい歯ブラシに変えました。

 

 
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