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2021年12月22日

日本人が持っている倹約遺伝子(けんやくいでんし)

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

日本人は、倹約遺伝子(けんやくいでんし)を多く持っていると言われています。

この倹約遺伝子とは、口から入れた食べ物から得たエネルギーを、

身体の中にためておく作用を持った遺伝子であります。

日本人はもともと、粗食民族であります。

私たちの先祖は、少ない食料から多くのエネルギーを、

得られるような身体を持っていたわけです。

それができない人たちは、飢餓状態になると、

生き残ることができません。

しかし、倹約遺伝子を多く持っている人は、

なんとか生き残ってきたわけです。

その生き残った人たちの子孫が、私たちであります。



 

倹約遺伝子は、これまでに何十種類も報告されております。

日本人はこの倹約遺伝子を、

欧米人の2~3倍も高頻度に持っているのです。

なので、食べ物が少ないときは、

少ないエネルギー消費量で生き残ってきたわけです。

しかし、現代においての食の事情は、

むかしとは大きく違っているのであります。

私たちをとりまく食の事情は、

とても欧米化してしまっているのです。

それはもう、高カロリー、高コレステロールなわけであります。

しかも、ストレス社会なわけであります。

多くのストレスを抱えて生活していると、

「早食い、過食」なども増えてしまったりするわけです。

 

これでは生活習慣病の予備軍、

いやいや、もうすでになってしっまてますなどという話になりかねません。

倹約遺伝子を多く持っている私たちにとっての救世主は、

世界遺産にもなった「和食」であります。

「和食」は世界中からの評価もさることながら、

なにより私たち日本人に、もっとも適した食事であるということです。

日本人こそが「和食」をもっとも評価しなければならないということです。

美味しいし。健康にも良いし。

どうしても欧米化された食事を好む人は、

ゆっくり嚙んで、時間をかけて、過食にならないように、

気を付けて食事することをおすすめします。

そして、適度な運動を心がければ良いかと思います。

 

コロナで運動不足になってしまった人は、

焦らずコツコツ身体を動かしていきましょう。
杉山整体

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