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2022年01月12日

「あくび」と「しゃっくり」

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「あくび」は眠たいときにでます。

それだけではなく、疲れた時や退屈なときにも、

無意識に出てきたりします。

これらに共通して言えることは、

「脳の働きが鈍くなっている」ということだそうです。

ではどうして、脳の働きが鈍くなっているときに、

「あくび」が出てきてしまうのでしょうか?



はっきりとした理由は、解明されていないようです。

しかしながら、次のように考えられております。

まず、「あくび」をするときは、口を大きく開けます。

すると、ふだん使わない筋肉を動かすことになり、

「脳」に刺激が与えられます。

働きが鈍くなってしまっている「脳」を、刺激しているわけです。

また、「あくび」は多くの息を吸い込みます。

すると酸素をたくさん吸い込み、

脳も身体も活発に動くようになります。

このように「あくび」には、働きが鈍っている脳や身体に、

刺激を与える効果があると考えられております。

ちなみに、眠気を覚ますには、

ストレッチをする、日光をあびる、ツボ押しをするなどの方法があります。

ストレッチや日光浴は、時と場所が制限されますが、

ツボ押しは簡単にできるので、おすすめであります。

ただし、根本的にはぐっすり寝て疲れをとることが、

正しいあり方だと考えて頂くと良いと思います。

 

さて、話は変わりますが「しゃっくり」は何故起こるのでしょうか?



胸とお腹の境目には、横隔膜(おうかくまく)という

筋肉の膜があります。

横隔膜には、肺を膨らませたり、縮ませたりする働きがあります。

なんと、肺には筋肉がありません。

なので、自ら動くことが出来ないのです。

肺は次のような仕組みで、横隔膜の働きを通して、

拡張と収縮をおこなっております。

 

肺は、筋肉のついた肋骨や横隔膜に囲まれたスペースに入っています。

そして、横隔膜が下へ動くと、

このスペースが広がり、肺も膨らみます。

逆に、横隔膜が上へ動くと、

スペースが狭くなり、肺も縮みます。

このように横隔膜が動くことで、

肺が膨らんだり縮んだりしているのです。

大事な働きをする横隔膜ですが、

自分の意志で動かすことができません。

横隔膜は横隔神経に支配され、

無意識のうちに動いているのであります。

つまり、横隔神経が正常に作用しているおかげで呼吸できているのですが、

横隔神経が異常な興奮を起こすことがあります。

横隔神経が異常に興奮すると、

横隔膜は痙攣(けいれん)を起こします。

この痙攣の正体が、「しゃっくり」であります。

 

「あくび」は起こる理由がなんとなくイメージできます。

身体の状態を正常化させるための、生理的現象かと考えられています。

しかしながら、「しゃっくり」は身体の誤作動か・・・?

「しゃっくり」関しては、もしかしたら解明されてない理由があるかも、

と思ってしまいます。

思い起こせば、子供の頃はよく「しゃっくり」が起きていました。

しかし、大人になってからは、

「しゃっくり」が止まらなくて困った記憶がありません。

私だけでしょうか?

「しゃっくり」が止まらないのは、困りますね~。
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