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2022年01月19日

食後すぐに横になると牛になる。

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食べた後にすぐに横になると、子供の頃に言われた。

そういえば、年末年始はそのように過ごしていたな~と、

心当たりのある人は少なくないかと思います。

「食後すぐに横になると牛になる」

この言葉には、おそらく二つの意味があると思われます。

一つは、行儀が悪いからではないでしょうか。

もう一つは、消化に悪いからということでしょう。



実際に食後にすぐに横になると、「太る」ものなのであります。

これを素で実践しているのは、お相撲さんであります。

彼らは、太りたいのであります。

太るために、あえてそういう生活をしています。

それは、「理」にかなっているわけです。

痩せたい人はその生活習慣の中で、夜遅くに夕食をとり、

そのあとすぐに寝てしまうのは、がぜんやめた方が良いでしょう。

少なくとも就寝の2~3時間前には夕食を食べ終わるようにすることが、

太らないための第一条件であります。

食後、身体を全く動かさないと、カロリー源が血管の中に溜まったままとなり、

太る原因につながってしまいます。

そんな生活習慣が日常的になってしまうと、

糖尿病になりやすくなってしまうことも分かっております。

ということで、食後にゴロゴロしないで、

多少でもカロリーを消費する生活習慣を心がけた方が、

良いかと思います。

ただし食後に激しい運動をすると、胃腸の消化機能が十分働かなくなり、

気持ち悪くなって吐いたり、お腹か痛くなったり、

下痢になったりする人もいたりします。

とくに胃腸の弱い人は、食後すぐに激しい運動をしたり、

ストレスの強い仕事をしたりするのは、避けた方が良いかと思います。

胃腸の消化機能は、主に副交感神経が担っています。

一方、筋肉を使って激しく身体を運動したりするのは、

交感神経の仕事であります。

この両者がシーソーのようにバランスをとって、活動しているのです。

副交感神経と交感神経はどちらかが働くと、

どちらかが抑えられるという関係になっております。

まあ、食後すぐに運動して良いかどうかは、

個々の体質によりますね~。

ただ現代人の食事は、比較的消化が良いものが多いので、

食後は積極的に動いた方が、よさそうだと考えられております。

 

食べてすぐに横になっても牛になりませんが、

太ってしまって、生活習慣病を気にしなければなりません。



世の中には、数限りない数のダイエット方法があります。

どのやり方が良いのか・・・分かりません。

しかしながら、基本的な方向性として、肥満解消のためのダイエットは、

必ず運動と一緒に行っていただきたいと思います。

これはリバウンドという体重が元に戻ってしまう割合を、

少なくするためであります。

ダイエットを持続させることは、簡単ではありません。

その理由の一つは、体重が減っていくと、

筋肉の量も減り、基礎代謝量が落ちてしまいます。

たとえば、食事の量を極端に減らしてしまうと、

脂肪と一緒に筋肉が瘦せてしまいます。

骨を維持する栄養も不足するため、骨密度も低くなってしまいます。

筋肉と骨が痩せた状態で、ダイエットを挫折してしまうと、

リバウンドが起こってしまいます。

すると、筋肉と骨が痩せたまま、脂肪だけが増えてしまいます。

こうしてダイエットとリバウンドをくり返していくうちに、

体重だけがどんどん増え、一方その体重を支える体力が低下してしまうという、

恐ろしい身体になってしまいます。

転倒して骨折なんて、まっぴらごめんなのであります。

だから、食事だけのダイエットは、危険なのであります。

 

健康に体重を減らしたい人は、まず極端な食事制限はしないで、

ダイエット同時に運動を必ず行うことが大切です。
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