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2022年01月26日

身体に良いと言われるDHAやEPA

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DHAとかEPAとか、よく耳にします。

なんとなく身体に良いというイメージがあるわけです。

どうしてDHAやEPAというものが、

こんなにも有名になってしまったのでしょうか?

ちなみに、DHAはダコサヘキサエン酸で、

EPAはエイコサペンタエン酸です。



その昔、グリーンランドに住むイヌイットは、

哺乳類であるアザラシを常食していました。

それにもかかわらず、心筋梗塞にかかる人が非常に少ないことが、

専門家のあいだ注目を集めたわけです。

いろいろと調査が行われた結果、

アザラシは、同じ哺乳類である牛や豚と脂肪の組織が

違っていることが分かりました。

とくにDHAとEPAという種類の脂肪酸が、

多く含まれていることが判明しました。

ということで、この2つの脂肪酸が心筋梗塞を予防しているのではないかとなり、

子存じの通りブームとなりフォーカスされる成分となっていくわけです。

DHAやEPA配合などという、

お菓子やどりん、サプリメントなどが発売され、

そしてお魚ブームなどにもなったわけです。

DHAやEPAは、多価不飽和脂肪酸と呼ばれていて、

血流を流れやすくする作用や、酸化を抑える作用があります。

脂肪酸には、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。

飽和脂肪酸は食肉に多く含まれており、

常温で固まるという性質があります。



不飽和脂肪酸は、植物オイルや魚類に多く含まれており、

常温でも固まりにくいという性質を持っております。

どちらの脂肪酸も人間の身体にとって必要なものですが、

不飽和脂肪酸を多めに摂っている人の方が、

病気になりにくいということが分かっております。

 

しかし、だからといって、これらの成分をサプリメントで取ることが、

いいかどうかは別問題であります。

DHAやEPAについて、さまざまな調査がされてきました。

たとえば、サプリメントを長期飲んだ人と、

飲まなかった人を追跡してみたら、

寿命を延ばす効果は、残念ながらなかったみたいです。

 

しかし、DHAやEPAが身体に良いのは間違いないので、

魚を食べることをオススメします。

と言いながら、年々サンマの水揚げ量が減少しているという流れは、

なんとかならないもんでしょうかね~。

やはり、地球の温暖化が問題と言われております。

食の問題と、環境の問題は、

密接と言えるのですな。
杉山整体

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