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2022年02月07日

2月といえば、「恵方巻」と「バレンタインチョコ」

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2022年もはや1ヶ月が終わり、2月になってしまいました。

年齢をかさねると、時がたつのが早く感じるのでしょうか?

冷静に考えれば、若い時も今も1日は24時間であり、

時間というものは分け隔てなく「平等」であります。

 

さて、2月といえば「球春到来」ということで、

プロ野球のキャンプが始まり、今期は冬季オリンピックが始まるわけです。

そして我々の生活の中では、「節分」と「バレンタイン」が

定番的な行事ということになっていくわけですが・・・。

「節分」といえば「恵方巻」、「バレンタイン」といえば「チョコレート」

となります。

この「恵方巻」と「チョコレート」、

気が付けば私たちの生活に浸透しているわけですが・・・。

どういう事なのでしょうか?



元来「節分」というものは、そこそこ古い時代から行われていた行事の一つであります。

「鬼は外」「福は内」と言いながら、

豆を家じゅうに撒きまくるわけです。

子供の頃はやりましたし、当然今年もやったわけです。

ところが、小さな頃に節分の日に、

「巻き寿司」を食べた記憶がありません。

しかし、ある時から毎年食べるようになっていたわけであります。

いつの間にかこの巻き寿司は、

「恵方巻」という呼び名になっていた次第であります。

 

「恵方巻」というものは、コンビニ各社のおかげで、

一気に全国的になったというのが、一般的な認識かと思います。

「恵方」という随分古めかしい言葉のおかげで、

かなり昔からあるイメージなのですが、

実はそんなに古くはないのであります。

だいたい、「巻き寿司」自体がが誕生したのが、

江戸時代中期ということみたいであります。

そもそも、この「恵方巻」とは、

大阪から始まったと言われています。

大阪府すし商環境衛生同業組合が平成2年(1990)に作ったチラシによると、

「幕末から明治の頃に始まった」とありますが、どうでしょうか?

 

そして、この「恵方巻」という名前になったのが、

平成になってからであります。

しかも平成10年(1998)に、

セブンイレブン売り出されてからそうです。

それ以前は、「幸運巻き寿司」「丸かぶり寿司」「招福巻」

など、いろいろとあったみたいであります。

こうしてみると、「恵方巻」というネーミングは、

「古くからの日本の伝統」ぽくて良い感じに思えます。

以外と新しい習慣なのですが、縁起が良いと思えば、

ついつい今年も食べてしまうわけですよ・・・これが。

個人的には、これはこれで良いものかと思います。

 

さて、2月にはもう一つ全国区いえるイベントがあります。

日本古来よりの伝統ではまったくないのですが、

「バレンタイン」というものがありますね~。



「バレンタインデー」は、女子が男子にチョコレートをあげることによって、

気持ちを伝える日であります。

この日に男子は、チョコレートを何個もらえるか・・・。

ドキドキした人も多かったかもしれません。

 

「バレンタインデー」は、昭和33年(1958)に、

東京のメリーチョコレートが「バレンタインデーに女性から男性に、

愛の告白と共にチョコを贈ろう」というキャンペーンを始めたのが最初ということです。

これはそこそこ有名な話で、しかも日本独自のことでもあります。

思ったより古くからある習慣と感じました。

 

最初の頃は、この日を重く受け止めていた、

女子や男子もいたかとは思いますが、

やがて「義理チョコ」なるものがでてきて、

なんとなくイベント感が出始めていくわけです。

現在では、「義理チョコ」だけではなく、

「友チョコ」「自分チョコ」「逆チョコ」「シェアチョコ」など、

おじさんには何が何だかと思ってしまうバリエーションが増えているわけです。

「バレンタインデー」の多様化なのです。

「この日にチョコレートたくさん売りたい!」という戦略に、

まんまとしかも楽しくのせられているわけです。

バレンタインデーの市場規模は、約千四百億円と言われています。

2月のチョコレートの消費額は、他の月平均より2.8倍も多いそうです。

これは売る方としたら、大成功なわけであります。

なんか、第二の「恵方巻」や「バレンタインチョコ」が、

これから新しい習慣として出てきそうですが・・・。

新しいものを受け入れて、それを楽しむことは悪くはないですが、

昔からある伝統といってよいような習慣、

「正月」や「お彼岸」、「お盆」なども、

大切に守っていくことを意識しなければと思いますが。

いかかでしょうか?

 

 

 
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