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2022年03月09日

その昔、「バター」という食材は薬だった。という事実。

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私が子供の頃から普通に「バター」という食材は、

家の冷蔵庫にありました。

特別な食材という感覚はなかったものの、

子供心にこれはきっと外国から来たものだと思っていました。

なぜなら、パンには「バター」だが、

和食には「バター」という感じではなかったからかもしれません。

しかしながら、「バター」と醬油は、

かなり相性が良いというしかないのですが・・・。

この「バター」、通常はパンにぬる感じで使うのがメインかと思いますが、

料理に使うことも多々あるかと思います。

個人的には、パンに「バター」はぬりません。

パンは「バター」を塗らないで、そのままいく主義であります。

パンにはすでに多くの「バター」が練りこまれていますし。

基本的にパンの味をそのまま味わう派であります。

健康のためにも、「バター」のぬり過ぎには注意していただきたいと思います。

まあ何でも、過剰摂取は良くないのであります。



さて、生クリームを混ぜていてうっかりとやり過ぎてしまうと、

油分が出てきてしまう事があります。

「しまった!あかんがな・・・」と思わなくても良いかもしれません。

これをひたすら、混ぜて混ぜて混ぜまくると、

油分と水分に分かれます。

これが、「バター」と乳清になるという事なのです。

つまり、「バター」はこのようにして作られるということです。

 

「バター」の歴史はかなり古いのであります。

紀元前2千~千年ころに、

インドで「バター」が作られたという記録があるそうです。

またその始まりは、

遊牧民が生活の中で偶然作り出したものと言われております。

それがヨーロッパに伝わったのは、

紀元前五世紀ころと言われております。

ローマの人々にとって「バター」という食べ物は、

野蛮人の食べ物という考え方で、口にはしなかったみたいです。

そのかわり、赤ちゃんや幼児などの身体を柔らかくするということから、

塗り薬として使われていました。

また、整髪料や軍用のゾウのキズ薬として、

愛用されていたそうです。

スコットランドやイングランドでは、

羊毛の保護剤としてヒツジに塗ったり、

ランプの灯油などにも使われていたのであります。

日本でも江戸時代のころから、

一部の将軍のような偉い人が、薬とし使っていたそうです。

なんと食用としての「バター」は、

明治時代以降のことであります。

現在の「バター」しての使われ方にたどり着くために、

こんなに多くの経緯をたどってきたとは・・・。

「バター」さん、長いあいだ美味しく食べずにいて、

ごめんなさい。

なんとなく申し訳なく思い、「バター」に誤ってしまいます。

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