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2022年03月29日

トンネルの中の電灯は、どうしてオレンジ色なのだろう?

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春休みになりました。

暖かくなり、それなりに行楽の季節となりました。

クルマを運転していて、高速道路なんかを走ったりすると、

トンネルに入ったりしますね~。

高速道路はなんとなく、一般道よりトンネルが多いみたいです。

日本の国土の約7割が山林と言われていますから、

そんな国に高速道路を作るとなると、

トンネルが多くなるのは当たり前かもしれません。



さて、この高速道路などのトンネルは、

オレンジ色の蛍光灯が使われておりいます。

子供の頃トンネルの中に入ると、

なんとなく異空間に入ってしまった不思議な感じがして、

個人的には、円谷プロ的な、特撮系の感覚であります。

とにかく目に見えるものが、

オレンジ色になってしまうわけであります。

なんとか星人とかいう宇宙人がでてきそうな感じになります。

「ウルトラQ」です・・・古いです・・・。

 

さて、オレンジ色の蛍光灯を使うには、ちゃんとわけがあるのです。



スピードを出して走る高速道路では、

前を行く車がハッキリ見えることが大切です。

つまり、前方の安全の確保であります。

そのためには白光色よりも、

影がはっきり見える一種類の色の光の方が適しているのであります。

それでは何故、オレンジ色のどこらへんが良いのかというと、

それはオレンジ色の波長が長いところなのです。

光の波長は、紫、青、黄、オレンジ、赤の順で長くなります。

霧やもやが発生したときは、なるべく波長が長い光の方が、

より遠くまで見えるという仕組みになっております。

オレンジ色に、ちゃんと理由がありました。

日本の高速道路は山間部がかなり多いので、

霧やもやが出ているときのトンネルでのスピードの出し過ぎには、

注意が必要となっていきます。

 

ちなみに夕焼けが赤くなるのも、

太陽の光の波長の長い赤だけが、

私たちの目に届いているということらしいです。

 
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