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2022年04月13日

憂うつな気分もときは、むしろ暗い音楽・・・。「同質効果」

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日常生活の中で、音楽を耳にすることは誰しもあることとか思います。

子供の頃なんかは、とても耳に残ったCMソングなどを口ずさんだりとか・・・。

私は、今も昔もテレビが大好きということもありまして・・・。

まあこれは、日常生活の中で無意識に聞いている音楽なのです。

しかし、その時の気分によって意識的に聞きたい音楽というものがあります。

音楽というものは、色々なジャンルがありますから、

その好みは人それぞれということになってしまいますでしょうか。



さて、気持ちが落ち込んでいる時のBGMには、

どうもなんとなく明るい曲を選びがちなような気がします。

なんとなく憂うつな心に、元気を注入できそうな気がするというイメージでしょうか。

実は心理学的には、その方法では「元気注入」の効果は、

どうも期待できないようであります。

 

心理学的には、その時の気分と反対の音楽よりも、

同質ものを聴くほうが、精神的に安定するとされております。

 

これは「同質効果」と呼ばれております。

心の病気に対する音楽療法にも、利用されているそうです。

たとえば、高ぶっている神経をしずめたいな~と思ったら、

攻撃的で激しい音楽となります。

気分が沈んで落ち込んでいるときは、

暗い感じで静かな音楽。

忙しすぎて、セカセカとなんとなく落ち着かないときは、

スピード感のある音楽。

こんな感じで、その時の心理状態と同調するような音楽を聴けば、

なんとなく抜け出せるということらしいです。



ただし、これはあくまでもメロディーだけに関して言えることであります。

歌の歌詞がダイレクトに耳に飛び込んできてしまうと、頭が休まりません。

インストゥルメンタルや、言葉が音として入ってくる外国語の音楽が良いかと思います。

日常生活の中で、心も疲れたししてしまうので、

音楽でいやしてもらうのは良いかと思います。

試してみると良いですね。

 

しかし、運動会のリレーのときの音楽は、

どうなってしまうのだろうか?疑問は残ります。

心理学という学問は、まだまだ謎が多いのかもしれません。

なんとなく良いと思ったら試してみて、

合えば続ければ良いし、あかんかったら、

やめてしまって良いでしょう。

 
杉山整体

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