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2022年07月13日

植物どうしって会話しているそうな。

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植物どうしが会話しているといっても、

人間と同じようなコミュニケーションのとり方ではありません。



アメリカの研究報告によりますと、

「プラタナス」という樹木に”虫”がつくと、

緊急事態発生とばかりに、

葉の中に、石炭酸やタンニンなどの物質が作られます。

すると葉は渋くなり、毒性まで持つようになるので、

”虫”はその葉を食べなくなってしまいます。

それだけではなく、林の中の一本の木に”虫”がつくと、

となりの木にも、そのまたとなりの木にも、

石炭酸やタンニンなどの物質がつくられるそうです。

たぶん”虫”のついた植物が、

特殊な揮発物質を空気中にだして、

それを感知したその他の植物も、

同じように”虫”を嫌う物質を作り出したのではないかと

考えられているみたいであります。

これは「会話」ともいえるコミュニケーションの一種であります。

こうしてみると、植物どうしは「会話」しているかもしれません。

研究がすすめば、もっと多くの事例が出てくるでしょう。

 

そういうことであれば、

植物と人間はコミュニケーションできるのでしょうか?

さて、植物が人間のことばを理解するということは考えられません。

しかし、話しかけながら植物を毎日なでてやると、

大きくならないうちに花をつけるという例は、

実際によくあるのであります。

これは、「植物生理学」において解明されております。

これは、植物がエチレンという抑制作用をもつ物質をだすためだそうです。

つまり、植物がなでられて喜んだのではなく、

そこに障害があると感知して、

ホルモンを使って、自分で自分の成長をおさえて、

大きくならないうちに花をつけたというわけです。

なんとも、人間からの一方的な愛情であったわけです。

 

もし植物と会話できたら、縄文杉と会話してみたいですね。
杉山整体

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