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2022年08月10日

大してお腹も空いていないのに、つい食べてしまう・・・。

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仕事場や家の中で、なんとなく小腹というものがすいてしまい、

ついついそばにあるお菓子に手をだしてしまいます・・・。

コンビニに行けばレジに並んでいる間に、

ついついお菓子やスイーツなどの棚を物色してしまい、

なんとなく一緒に会計してしまう・・・。

家に帰って1日の終わりに、

なんとなくビールを1本飲んでしまい、

その場にある何かをつまみ食いしてしまいます・・・・。

こういうことは日常的に、よくあることかと思います。

人はどうして大してお腹も空いてしないのに、

何か食べてしまうのでしょうか・・・?



それは人間の歴史は、飢えとの戦いの歴史であるからです。

人間がこれだけ毎日十分すぎるくらい食を確保できるようになったのは、

つい最近のことであります。

むかしはいつの時代も、

人間は常に飢えていたそうです。

いつ次の食事にありつけるか分からないし、

何もしないで何かを得るということはありませんでした。

 

現代のように歩いて行けるところに、

スーパーやコンビニがあり、

そこには食料がこれでもかというくらい溢れていて、

何の苦労もせずに食事にありつけるようなことは、

人間の歴史において、かつて無かったことなのであります。

動物全般に言えることかと思いますが、

いつも十分食べれられて、

食料に困っていない動物はいないのではないのでしょうか。

人間も動物ですから、常に栄養をとりたい!

とれる時にとっておかなければならない!

そのように感じるのは、持って生まれた本能のようなものです。

動物にとって、脂肪を蓄えることは、

食べられないことに対する備えであり、

ごくごく自然なことなのです。

大してお腹も空いていないのに、

食べてしまうということは、

動物としてある意味当たり前で、

自分に節度がないとかダメ出しする必要は、

まったく無いのであります。



とは言ったものの、現代は飽食の時代であります。

「食べすぎ」は、ただのカロリー過多なってしまうのは、

困りものであります。

カロリー過多は、言わずもがなですが、

肥満や生活習慣病の入り口になってしまいます。

 

さて、大してお腹も空いていないのに、

食べてしまわないようにする為の最善策は、

ズバリ食べ物を食べにくくすることです。・・・どういうこと?

つまり、食べ物が近くにあれば、

手を出してしまい、すぐに食べることができてしまうので、

ついつい食べてしまう・・・これは止めれません。

大してお腹も空いていないのに食べなくするための第一歩は、

まずは「買わないこと」であります。

当たり前の話ですが、買わなければ、

食べることも飲むことも出来ません。

今はとても便利になっているので、

お財布を忘れたとしても、

電子マネーがあれば、さっと簡単に買い物ができてしまいます。

お財布をバックから取り出す必要もありません。

簡単に買えるから、簡単に買ってしまうという流れです。

長い目で見たら、問題ありかと思います。

いっそのこと現金払いに徹するのが得策かもしれません。

電子決済はほんとうに便利だと思います。

しかし、便利であるからついついやってしまいます。

便利だから要らないものまで、簡単に買えてしまいます。

結果的に要らないものを買って、

要らないもの食べてしまっているということであります。

 

さて、もう一つは食べ物を「置かない」ことです。

どういうことかというと、

手が簡単に届くところに置かないということです。

個包装になっているものや、保存がきくものは、

手元に置きやすくなってしまうので、

すぐに手が届くところに置きがちになってしまいます。

まず、買わなければ良いのですが、

買ってしまったものはしょうがないのであります。

 

それをいちいち箱に入れたり引き出しに入れたり・・・。

要は、手の届かないところにしまってしまうということです。

たったそれだけのことが案外手間となって、

ついついという現象を少なくしてくれます。

 

ついつい食べてしまい、

身体にエネルギーを蓄えることは、

本能なのであります。

しかし、食べ物がたくさんある現代では、

食べ過ぎは、健康を害する原因になりかねません。

ちょっとした工夫や、不便さや、面倒くささが、

思いもほか「大してお腹も空いていないのに食べてしまう」を、

防いでくれるかと思います。
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