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2022年09月14日

海洋温度差発電という電気エネルギー。

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電気そのものはクリーンなエネルギーなのであります。

しかし、その発電の方法がクリーンではくてはと、

みんなが思うところではないでしょうか。

日本という国は、火山大国であります。

なので、この温泉の熱を利用した、

地熱発電というものがあります。

思うに、クリーンな発電方法であります。

太陽光発電や風力発電なども、

クリーンな感じがします。

物事とは往々にしてメリットとデメリットがあると思うので、

結局のところ何が良いのかというのは、

専門家という人たちにゆだねられるというわけでありますが・・・。



さて、海洋温度差発電というものを、

聞いたことがあるでしょうか?

日本には多くの島があるのですが、

この離島において電力の確保が、難しいのであります。

そんな離島での発電方法として注目されているのが、

海洋温度差発電というものであります。

従来の発電方法より、環境負担が少ないと考えられていて、

出力も安定しているということです。

 

火力発電というのは、燃料を燃やして水を水蒸気にして、

その勢いでタービンを回して発電しております。

いっぽう、海洋温度差発電では、

タービンを回す役割りを代替フロンなどが果たします。

代替フロンは、水に比べて低い温度で気化するので、

海の表層水程度の温度でも、液体から気体へと変化させられるようです。

表層水の熱で気化してタービンをを回した代替フロンは、

冷たい深層水で冷やされて再び液化します。

 

これを繰り返すこと、

つまり、海の表層と深層の温度差で発電するのが、

海洋温度差発電の基本原理という事であります。

 

表層水と深層水の温度差が、年間平均で20度C以上の地域が、

海洋温度差発電に適した場所となっていきます。

日本では、沖縄周辺や小笠原諸島がそれに該当します。



沖縄県の久米島の実証施設は、

9年間運用されていて、技術開発の面では、

日本が他国に先んじる形と評価されているそうです。

なんとなく、とても自然に優しい印象をうけます。

 

ある程度大きな規模の発電所をつくることができれば、

火力発電でのコストを下回ることが可能と、

考えられているようであります。

明るい未来のために、積極的に取り組むべき問題と思います。

 
杉山整体

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