杉山整体

たいして疲れるようなことをした覚えがないのですが、

身体がなんとなくだるくてしんどい・・・。

こんな時は、「あ～疲れがたまっているのだな～」と思って、

何を食べれば元気になるだろうかと考えてしまいます。

そんな時は、「やっぱりニンニクやろ～」

と思ってしまいがちです。

野菜の中でも、元気の源としてとても有名であります。

しかし、次の日が休みならば、

思いっきり食べたりすることができますが、

日常的に食べるのは、ちょっとはばかれる方もいると思います。

これはニンニクに変わる、

そして疲労回復が期待できる野菜は無いものでしょうか？

 

実は、非常に疲労回復効果が高く、

しかも匂いもほとんど無い、

素晴らしい食材があります。

それは、あのあまりにも見た目がパワフルではない、

「モヤシ」であります。



「モヤシ」は安い、素晴らしい食材です。

その安さのあまり、

そんなに栄養が無いのではないかと

勘違いしている方もいるかと思います。

ぜひ、その認識を変えて頂きたいと思います。

「モヤシ」は、疲労回復にとても効果が期待できる、

「アスパラギン酸」が豊富に含まれております。

「アスパラギン酸」はアミノ酸のひとつで、

炭水化物をエネルギーに変える働きがあります。

そして新陳代謝を活発にして、

疲労回復、スタミナアップ、疲労に対する抵抗力を高めてくれます。

他にもタンパク質の合成材料になったり、

尿の合成を促進して、毒性を排除したり、

神経伝達物質の原料にもなってくれます。

スタミナドリンクなんかにも使われているのは、

こんなにも元気になる作用があるからであります。

 

さらに、「モヤシ」にはビタミンCが豊富であります。

ビタミンCは、ストレスによりたくさん消費してしまうため、

十分に摂取すことで、抗ストレス効果があります。

 

では、「モヤシ」の疲労回復に役立つ成分を、

効率よくとる方法とはどんなものでしょうか？

「モヤシ」は、茹でるより炒める方が、

「アスパラギン酸」とビタミンCを無駄なくとることができます。

炒めるときは、強火でさっと短時間のうちに、

適量の油を使って炒めましょう。

油を使うことで、表面がコーティングされて、

栄養素の損失も少なくてすみます。

 

そもそも「モヤシ」という名前は植物名ではなく、

豆類や穀類の種子を発芽させて成長させたものを言います。

「モヤシ」に大豆モヤシ、緑豆モヤシなど、

いろいろ種類がありますが、

どの「モヤシ」も豆の状態では含まれていない、

ビタミンCが含まれております。

特におすすめの「モヤシ」は、、

アルファルファモヤシであります。

これは生食もできるので、

ビタミンCの損失の心配がありません。

そして、「モヤシ」の中で、

唯一βカロテンが豊富に含まれております。

 

ということで、日常的に「モヤシ」がとてもおすすめであります。

安いし、春夏秋冬関係なく、いつでも、どこでも売ってるし、

素晴らしい食材だと思います。

常に食卓に一品、おすすめであります。

ベルマークついてるのもありますし・・・。