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2022年11月02日

赤ワインの方が白ワインよりポリフェノールが多い・・・でも。

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これは「身体にいい」というのは、

どのような基準で決めているのでしょうか?

その基準は色々とあって、

いちがいに言えないこともあります。

なので、「赤ワインの方が白ワインよりも身体にいい」

と言い切ることは出来ないのであるかもしれません。

しかし、「赤ワインがよく飲まれる国では心臓病が少ない」

という統計があります。

これは、紛れもない事実なのであります。

やっぱり、赤なのか・・・。



ヨーロッパ各国の心臓病のよる10万人当たりの年間死亡率を、

見てみることにします。

もっとも死亡率が高いのは、

スウェーデンで375.2人。

次がハンガーの370.9人。

そしてオーストリアの359.3人、

ドイツの351.2人、デンマークの340.7人、

イギリスの328.3人と続きます。

どこもあまり赤ワインを飲まない国であります。

 

赤ワインの消費が多いのは、

フランス、ポルトガル、イタリアの3ヶ国であります。

国民1人当たりの年間消費量は、60リットル以上です。

ドイツでは26.1リットル、

イギリスでは10.3リットルであります。

これを見ると、フランス人、ポルトガル人、イタリア人が、

赤ワインをめっちゃ飲んでいるのが良く分かるわけです。

この3ヶ国の心臓病による年間死亡率は、

フランスが180.9人、

ポルトガルが182.5人、

イタリアが231.9人であります。

フランス、ポルトガルの死亡率は、

スウェーデン、ハンガリーの半分以下であります。

そして、赤ワインをよく飲む国では、

心臓病が少ないとも言われています。

 

なぜ、赤ワインをたくさん飲むと、

心臓病になりにくいのでしょうか?

これは、赤ワインに「ポリフェノール」という物質が、

たくさん含まれているからであります。

ポリフェノールには、コレステロールの酸化を抑える働きがあります。

ポリフェノールは白ワインにも含まれていますが、

その量は赤ワインの10分の1です。

「こってりした肉料理には赤ワインの方が合う」

と言ったりします。

これは単に味的に会うというだけではなく、

医学的にも理にかなっているいうことであります。



ただ、心臓病には赤ワインの方が向いていますが、

白ワインにもポリフェノールは含まれているので、

その効果が無いわけではありません。

また、白ワインには赤ワインには無い健康効果があります。

よく知られているのは、抗菌作用であります。

白ワインには、食中毒をおこすサルモネラ菌や、

大腸菌、命にかかわる赤痢菌などに対しては、

赤ワインより白ワインの方が効果があります。

また、白ワインには、カリウムがたくさん含まれています。

カリウムは利尿作用があり、

血圧を下げる効果もあったりします。

血圧が気になる人は、赤ワインより白ワインの方が良いかもしれません。

 

しかしながら飲み過ぎは宜しくないので、

ほどほどと思っていただきたいものです。

ワインは口当たりの良いお酒なので、

ついつい飲み過ぎてしまいがちになってしまうかもです。

個人的には、白が好きかもです。
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