BLOGブログ

2022年11月09日

風邪のときはお風呂はひかえた方が良いという・・・理由とは?

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

朝晩とても寒くなってきました。

こんな時は体調不良になったり、

油断していると風邪をひいてしまう事があります。

くれぐれも、気を付けて頂きたいと思います。



さて、風邪をひいて熱が出て汗をたくさんかいたときは、

お風呂に入ってさっぱりしたいと思ってしまいます。

しかし、こんな時はやっぱりお風呂は控えた方がいいのでしょうか?

理由は大きく2つあると言われています。

1つは、お風呂に入ると体力を消耗するからです。

お風呂に入ると気持ちはさっぱりしますが、

体力が消耗してしまうと治るものも治らないという考え方です。

また、湯冷めして風邪がひどくなってしまう事があります。

 

風邪の時は汗をかいてもお風呂は控えて、

タオルで身体を拭き、こまめにパジャマを替えるようにして頂きたいです。

2つめは、風邪でフラフラしている時にお風呂に入ると、

思わぬ事故が起きる場合があるからです。

 

日本ではガンによる死亡率が高いことが知られておりますが、

実はもう一つ、他の先進諸国と比べて際立って高いと言える死因があります。

それは何かというと、溺死であります。

その他の国と、比較してみたいと思います。

 

アメリカでの溺死者は人口10万人当たり1.3人、

フランスは0.9人、ドイツは0.7人、

イタリアは0,6人、イギリスは0.4人です。

それに対して日本は、4.5人であります。

どういうことなのでしょうか・・・?

 

それは「日本が海に囲まれているから」なんて思ってしまうかもしれませんが、

溺死者が多いのは、海が原因ではありません。

もし海が原因ならば、日本と同じように海に囲まれている

イタリアやイギリスでも溺死者が多いはずです。

しかし、そうではありません。

では、何が原因かというと、

お風呂の習慣の違いであると考えられています。

ヨーロッパやアメリカでは、シャワーを浴びるのがメインですが、

日本では湯船につかります。

これが、日本で溺死者が多い理由と考えられております。

つまり、お風呂で溺れてしまうのです。



日本の溺死者は毎年5千から6千人に上りますが、

そのうちの大半はお風呂での事故であります。

お風呂はとても気持ちの休まる場所ですが、

実に危険も潜んでいるということになってしまいます。

湯船で溺れなくとも、身体の調子の悪いときには、

お風呂に入ると足を滑らせて、転倒してしまう事もあるでしょう。

これはとても危険なことであります。

お風呂でさっぱりするのは、

風邪が治って元気になってからでも、

遅くないかと考えた方が良さそうです。

無理は禁物であります。
杉山整体

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

0798-43-6011