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2022年11月23日

嫌われ者の「中性脂肪」にも役割がある。

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

年齢をかさねるごとに、血液における色々な数値が気になるものであります。

中性脂肪の数値も、その中の一つではないでしょうか。

その数値が高いと、もう少し痩せないと・・・、

とか、日々の食生活をもっと気を付けなければ・・・、

とか思ってしまいます。

健康のためには、とても当たり前なことなので、

ぜひ、前向きに楽しく取り組んでいただきたいと思います。



しかし、そんな中性脂肪にも、

身体にとってそれなりに重要な役割があります。

さてどんなものなのでしょうか・・・?

 

●活動するときのエネルギーになる。

中性脂肪は、私たちが毎日活動するためのエネルギー源となっております。

活動するためのエネルギー源となるのは主に糖質ですが、

糖質がしっかりととれなかった時や、

運動量が大幅に増加したときなどは、

脂質がエネルギー源として使われております。

 

●食べ物が足りなかった時のエネルギー源になる。

すぐに使われなかった中性脂肪は、

皮下脂肪や内臓脂肪として体内に蓄えられます。

これは緊急事態に備えての予備用のエネルギー源であり、

エネルギー不足になると必要にお応じて分解され、活用されます。

 

皮下脂肪や内臓脂肪は、活動エネルギー源や、

予備用エネルギー源となる以外にも、

次のような役割りがあります。

 

●体温を一定に保つ。

皮下脂肪には、寒いときに身体から体温が失われないようにする、

いわば断熱材としての働きがあります。

 

●身体をケガなどから守る。

皮下脂肪には、外部の衝撃から内臓を守る、

いわばクッション的な役割りがあります。

 

●内臓の位置を一定に保つ。

内臓脂肪には、内臓があちらこちらに動かないようにしている、

いわばパッキングの役目があります。

 

このように、私たちの生命活動に重要な働きを果たしている中性脂肪ですが、

いったいどのようにして生み出されているのでしょうか。

それは食事によって食べ物から体内に取り入れられるものと、

肝臓で合成されるものの2つがあります。

肝臓で合成されるときは、

食事でとった脂質や糖質を材料として合成されます。

ちなみにアルコールをとり過ぎると、

肝臓での中性脂肪の合成が促進されます。

 

年末にかけてアルコール摂取が多くなってしまう方は、

お気をつけてお越しくださいませ。
杉山整体

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