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2023年02月01日

ハリセンボンには、本当に針が千本あるのでしょうか。

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ハリセンボンという名前のサカナがおります。

泳いでいるときは、そんなに沢山の針があるかどうか良く分かりません。

泳ぐという行為に対して、針が邪魔にならないように、

体にぴったりと沿わせております。

しかし、怒ったり、敵に襲われそうになると、

体を膨らませて、トゲを突き出して、身をまもります。



 

さて、このハリセンボン、その針の数が千本あるのかというと、

実は、そんなにたくさんの針は無いのであります。

 

ハリセンボンにも個体差がありまして、

その針の数はだいたい350~400本ぐらいの間と言われております。

その名前の由来としたら、たくさん=千本 となったと

言われておるわけです。

 

ちょっと話の切り口をかえますが、

ハリセンボン、英語でなんと言うかというと、

「ポーキュパイン・フィッシュ」と言います。

「ポーキュパイン」は、ヤマアラシのことであります。

なんとなくモグラに似たフォルムでありますが、

このヤマアラシという動物にも針がいっぱいあるのです。

なんと実はこのヤマアラシ、千本以上針があるそうです。

なんとその数は少なくとも5~6千本もあります。

カナダヤマアラシは3万本という報告があるというので、

驚きであります。

 

ちなみにハリセンボンの針は、

魚のウロコが変化したものだと言われております。

 

生物が自然の中で生きていくための工夫は、

それぞれかもしれませんが、

ハリセンボンはオリジナリティがあって凄いと思ってしまいます。
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