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2023年02月22日

疲れない歩き方があるそうな・・・。

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歩くことは、とても身体に良いことと言われております。

私もその通りだと思います。

しかしながら、良いのか悪いのか世の中便利になってしまいまして、

なかなかたくさん歩く機会がありませんという話を聞いたりします。

それでも身体に良いと聞けば、

「ウォーキング」という名のもとに、

歩くことに対してわざわざ時間をつくるわけであります。

そして、がんばって歩くわけであります。

せっかく「ウォーキング」を始めたわけですから、続けたいのですが、

ふだん歩かないものだから、歩くだけで疲れてしまい、

長続きしないわけであります。

そこでものの本に、「疲れない歩き方」が紹介してありました。

この歩き方をすれば、「ウォーキング」も長続きするやもしれません。

さて、どんなものなのでしょうか?



まずは、自分が普段歩いているところを思い出してみましょう。

前に出した足は、かかとから着地していないでしょうか?

誰に教わったわけではないのですが、

これが正しい歩き方と思い込んでいたりしないでしょうか?

 

しかし、その歩き方は人体の構造に反しているそうです。

だから、歩くだけで疲れてしまうそうです。

歩くとき、ほとんどの人がかかとから着地し、

足指の付け根を折りながらチカラを入れて、

足を前に振り出しております。

この動きをすると、

足首の角度は着地して足を振り出す直前、

鋭角になってしまいます。

足首が鋭角になるということは、

一歩進むたびにふくらはぎの筋肉が緊張するという事です。

ふくらはぎの緊張は血流を悪化させて、

疲れや痛みにつながってしまうという理屈であります。

 

大股で歩く人は、かかとへの衝撃が強まり、

足首も鋭角になってしまうため、

疲労感がさらに大きくなってしまうという事です。

 

つまり、「疲れない歩き方」の基本は、

かかとから着地しない、大股で歩かないことです。

 

具体的にまとめると次のような方法になっていきます

●歩幅を骨盤幅(骨盤の横幅)で歩く

●かかとからではなく、足裏全体で着地する

(その際、足の指で地面をつかむように)

●同時に、後ろに残った足をスッと引き上げる

(その際、足首を伸ばす)

●つねに着地している足に、身体の重心があるようにする

 

人間は太古より、このように歩いていたそうです。

かかとから着地するようになったのは、

現在のようなソールの厚い靴ができて、

道路が整備されて、

足裏全体を使って着地しなくても歩ける環境に変化したからと考えられております。

長い歴史の中で、人類はずっと岩場や道ならぬ道を歩いてきました。

そういった厳しい環境において、

「かかとから着地して歩く」というのは、

理にかなっていないのであります。

足裏全体でしっかり地面をキャッチしなければ、

バランス良く歩けるわけがないいう考え方であります。

 

つまり、人の身体は骨格的に、

「かかとから着地して歩くようにできていない」のです。

 

現代人が「かかとから着地して歩くと疲れる」理由はここにありいます。

 

自分の身体のサイズに合った歩幅で歩くと、

思いのほか歩幅がせまくなってしまいますが、

これが理にかなった歩き方というわけです。

 

このようなことに気を付けて、楽しくウォーキングして、

健康になってみたらええかもしれません。

個人的には「ウォーキング」より「散歩」がええと思います。

 
杉山整体

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