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2023年03月01日

食事のときよく噛むと身体に良いと言われている。

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

子供の頃、よく噛んで食べなさいと言われたものであります。

なんとなく、よく噛んで食べることは身体に良いという

漠然とした理由だったような気がします。

たくさん「ソシャク」すると、なんか身体に良いような気がします。

さて、「ソシャク」にはどんなメリットがあるのでしょうか?



食品の加工技術の進歩とそれに伴う食生活の変化によって、

現代人の多くは「やわらかい食べ物」を好んで食べてしまったりします。

やわらかい食べ物を食べるのは、

あまり噛まなくてよいのでラクチンであります。

その時は、疲れないのであります。

しかし長い目で見ると、

さまざまなデメリットがあるので、

注意しなければいけないと言われています。

 

硬いものを食べると、「ソシャク」の回数が増えます。

現代の日本人は1食あたり620回「ソシャク」しているそうです。

昭和初期は1420回、鎌倉時代は2654回、弥生時代は3990回

「ソシャク」していたと研究があるそうです。

むかしの人は玄米や乾燥した木の実、

干物など硬くて噛み応えのある食材をたくさん食べていたため、

「ソシャク」の回数が多かったと考えられています。

 

「ソシャク」の回数が多いと、

唾液の分泌量が増えます。

唾液にはリゾチームやラクトフェリンといった

 

抗菌物質が含まれております。

なので、細菌の増殖するのを防いでくれるなど、

免疫力アップの効果が期待できるというわけであります。

また「ソシャク」という動作は、

歯茎やアゴの筋肉への刺激にもなります。

アゴの筋肉が衰えてしまうと、

食べ物を飲み込む機能に影響があるばかりか、

全身の筋肉のバランスまで崩しかねないと考えられております。

 

つまり、やわらかいものばかり食べていると、

結果として、疲れやすい身体をつくってしまうそうであります。

最近なんか硬いものを食べてないな~と思う人は、

食生活を気を付けて、

衰えたアゴの筋肉を鍛えなおすと良いかもしれません。
杉山整体

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