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2023年05月03日

血液型占い・・・。

ブログ 杉山整体の雑学&地域情報

血液型で人の性格を占う「血液型占い」は、

けっこうメジャーで、馴染みのある占いの一つであります。

周りの友人、知人で、「A型の人は○○で」

「B型の人は○○やし」「O型の人は○○なところがある」

などと、占いにとても詳しい人がいることでしょう。

しかし、血液型というのは、

本当に性格に影響しているものなのでしょうか?

そもそも血液型というのは、

今から100年以上前に、

オーストリアの病理学者であるランドシュタイナーという人が

発見したことに始まるわけであります。

このとき発見されたのが、

現在もっとも一般的なA、B、AB、Oの

4つに分類する「ABO方式」というものです。



 

彼はこの功績からノーベル賞を受賞しました。

現在ではこの他にも、

Rh方式、MN方式などの多数の血液型判定があることが

わかっております。

 

さて、ことの起こりは1927年、

東京女子高等師範(現在のお茶の水女子大)の

古川竹二教授が、世界ではじめて

血液型と性格を結びつけた学説を

発表したところにあります。

 

その後、作家の能見正比古が血液型占いを

本にまとめたことで、

1970年から日本においてブームになり、

現在に至る定番的な占いの一種となって

定着したものとなっていきます。

 

しかし同じ血液型でも、

性格が違うことは多々あるかと思います。

例えば、家族などを見れば同じ血液型でも、

まったく性格が違っていたり、

逆によく似ていたりもします。

 

これって、どういうことなのでしょうか?

人間の性格形成は、

環境の影響を受けやすいので、

同じ血液型でも性格に差があらわれたり

することになっていきます。

ホルモンなどの生理的な内的環境も

影響していきます。

 

血液型がまったく無関係とは言いきれないのですが、

家族構成や経済状況、地域性などの外的な環境のほうが、

影響が大きいのではないのかと考えられております。

 

占いが、当たっているとか、当たっていないとか、

考え方も色々でありますが、

占いを楽しむ意味でいうと、

身近で楽しい占いの一つであるかと思います。
杉山整体

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