杉山整体

脳にとって理想的な食事とは、

なんなのでしょうか？

これはズバリ、バランス良く適量を食べる

食事のことではないでしょうか・・・。

なので「バランス良く食べましょう」で良いのですが、

食材の栄養や、その機能が多く解明されている昨今であります。

もう少し詳しく、掘り下げていくことにします。

なので、脳にいいと言われている

「ブレイン・フーズ」と呼ばれているものを、

紹介していきたいと思います。



さて、レバーや肉、卵黄に含まれる「コリン」という物質があります。

これは、記憶や学習に重要な、

「アセチルコリン」という物質の素になります。

 

余談になるかと思いますが、アルツハイマー型認知症は、

アセチルコリンが減少する病気でもあります。

 

マグロの目玉に含まれているDHAも、

脳に良いということがよく知られています。

 

「カレー」も脳にいい食事であります。

ターメリック（ウコン）に含まれている

「クルクミン」という物質は、

大脳の海馬にはたらいて記憶力が上がるという

研究報告があるそうです。

 

緑茶や赤ワイン、チョコレートなどに含まれている

「フラボノイド」は、脳梗塞予防にいいのですが、

片頭痛の方はポリフェノールで悪化することがあるので、

注意した方が良いみたいであります。

 

魚、レバー、貝類、のりに多いビタミンB12も、

脳にとって重要です。

ビタミンB12欠乏により

認知症と間違えられたお年寄りの報告も、

時々ですがあるそうです。

注意が必要かと思います。

 

ただし、上記の食べものだけを食べていれば、

脳に良いというわけではありません。

 

現代はいわゆるストレス社会であります。

やはり精神的な安定、つまり心の安定も

必要となっていくわけです。

そこで必要な食事とは、どんなものなのでしょう。

 

心の安定に必要なのは「セロトニン」であります。

「セロトニン」はトリプトファンというアミノ酸から作られます。

「トリプトファン」は食べ物からとるしかありません。

その食とはズバリ、大豆類とバナナであります。

意外と身近であります。

 

今までの話をなんとなくまとめると、

「大豆入りのカレー」なのかな～・・・。

いやしかし、毎日カレーは・・・なのです。

ウコン茶でもOKなので、

こちらの方がつきやいやすいかもです。

大豆類は和食でおなじみなので、

付き合いやすいかと思います。

 

あと、「イワシ」「サンマ」「アジ」などの青魚も

おすすめであります。

つまり「オメガ３脂肪酸」です。

色々な病気の予防となる研究結果が

国際的にも認められているので、

再注目であります。

 

「ブレイン・フーズ」意識して生活するのも良いでしょう。