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2024年03月06日

野菜の種類にもいっぱいあります。

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もっと野菜を食べた方が良い。

とか、野菜は食べているがぜんぜん足りてないとか・・・。

とにかく、野菜はもっと食べた方が良いみたいであります。

しかし、一言に野菜と言ってもいろいろあるわけです。



ハウス栽培が普及して、

今では一年中さまざまな野菜を食べることができます。

 

野菜を安く栄養価の高い状態で食べるには、

やはり旬のものをいただくのが一番であります。

旬の野菜はその時期に応じて、

身体の不調ケアにこたえてくれる成分も入っているので、

旬のものを食べるのはとても理にかなっています。

 

たとえば春ならば、花粉症を予防してくれる

イソチオシアネートなどの成分を含んだ菜の花、

夏なら身体を冷やす水分量の多いナスやキュウリ、

秋ならば滋養力を高めるキノコ類、

冬ならば身体を温める作用のある根菜類などです。

 

厚生労働省では、

野菜の摂取量を1日350gと推奨しております。

そのうち120gは色の濃い緑黄色野菜、

残りを淡色野菜で摂るように推奨しております。

 

野菜は、食物繊維を摂取できるメリットもありますが、

ビタミンやミネラルの補給、

そして免疫力を高めるファイトケミカルなどの

機能性分が摂取できるわけであります。

これらの栄養成分は、

炭水化物、タンパク質、脂質の3大栄養素が体内で使われるとき、

その消化や吸収、代謝などの手伝いをしてくれます。

 

さて、野菜の種類にもいろいろあるので、

ザックリですが紹介していきたいと思います。

 

●漬け物

tむかしン日本人はサラダを食べる習慣がなく、

生野菜は塩とともにぬか、さけかす、麹などに漬ける

「漬け物」として食べられてきました。

塩分のとり過ぎに注意しなければなりませんが、

「漬け物」に含まれる「植物性乳酸菌」が、

古くから日本人の腸内細菌を守ってきたと言えます。

「漬け物」にすることによって、

野菜の栄養価を高める働きがあるのです。



ご飯との相性もばつぐんと言えるでしょう。

 

●梅干し

梅の実は青梅として初夏に収穫されますが、

そのままでは毒性があって食べられません。

そのため数か月間、塩と一緒に漬け、

赤じそなどで色付けされ、最後に天日干しにして、

やっと食卓に並ぶようになります。

梅干しも発酵食品の一つで、

保存料を入れなくても1年以上保存できる

優れものです。

梅干しは薬効が期待でき、

疲労回復作用や整腸作用が期待できる

有機酸が含まれています。

 

●青い葉の野菜

和食において・・・、

春は菜の花、夏はつるむらさき、

秋冬は小松菜、ほうれん草、水菜、春菊などの

青い葉の野菜が昔からよく食べられています。

軽く茹でて、ゴマ和えやおひたしにするのが、

代表的な食べ方です。

これらの野菜はアクが強く、生の状態ではシュウ酸があるので、

加熱調理します。

そして、ベータカロチンが多く緑黄色野菜となるので、

体内でビタミンAと同じように働き、

免疫細胞や各器官の粘膜を健康に保つ働きがあります。

そして、造血や血行促進作用がある葉酸や鉄などの

栄養成分があります。

和食だけでなく、その他の料理にも使えます。

海外から入ってきたチンゲン菜やモロヘイヤなども

この類の野菜に入ります。

 

●根菜類

秋冬に出回る根の部分を食べる野菜です。

大根、ごぼう、生姜、れんこん、ニンジンなどは、

身体を温める作用があり食物繊維が豊富です。

○大根

漬け物や千切り大根など、

昔から保存食として重宝されてきました。

これらは骨を維持するために大切なカルシウム、

貧血予防や造血作用のある鉄など、

生の大根にはない栄養分が含まれています。

○ごぼう

これは食物繊維の量は野菜の中でもトップクラスであります。

○生姜

生姜独特の香りは、

機能性分ジンゲロールやショウガオールによるもので、

これらに殺菌や解毒作用があります。

○れんこん

れんこんの皮には黒い斑点があり、

これはカテキンによるものです。

花粉症などのアレルギーを抑える作用が報告されています。

他にもタンニンというポリフェノールも含まれ、

消炎や止血が期待できます。

野菜としては珍しく、ビタミンB12も含まれています。

○かぼちゃ

旬は夏ですが、常温で丸ごと保存すると秋冬も楽しめます。

鮮やかな濃い黄色はベータカロチンが多い証で、

体内でビタミンAに変換されます。

またビタミンCやEも多く、

この3つのビタミンは美容ビタミンと呼ばれています。

 

代表的なものを紹介してみました。

季節の野菜を多く学び普段の食生活に取り入れれば、

もっともっと健康に近づくことが出来ると思います。
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