杉山整体

日々の食生活の中で、しっかりとタンパク質をとりたいものであります。

でもどうしてタンパク質の積極的な摂取が、

世の中で推奨されいているのでしょうか？

確かにタンパク質を意識的に多めにとることは、

大切なことであります。

 

私たちの身体は、タンパク質を原料としております。

皮膚、髪の毛、骨、筋肉、臓器、血管といった身体のパーツや、

体の中でつくられるたくさんの種類の酵素や、

ウイルスを退治する免疫物質まで、

タンパク質を材料として作られているのです。

 

ということで、正常な身体を保つには、

タンパク質が必要不可欠なわけであります。



さて、タンパク質を効率よくとるために、

注意したいことがあります。

 

良質のタンパク質を選ぶことと、

消化吸収のよいタンパク質を選ぶことです。

 

食べ物に含まれているタンパク質は、

胃腸でアミノ酸に分解されて肝臓に送られて、

身体を構成するタンパク質に組み替えられます。

食べ物のタンパク質と人間の身体のタンパク質とでは、

アミノ酸の組成が異なるので、

肝臓がこの作業を行うとき、

余ったアミノ酸は捨てられてしまいます。

この無駄が少なく、体内で効率よく利用される

タンパク質を「良質のタンパク質」

と呼んでいるのです。



ご飯や野菜などにもタンパク質は含まれていますが、

良質のタンパク質となると、

卵をはじめ動物性食品がよく知られるところであります。

このため、１日９０gのタンパク質の半分を、

動物性食品からとることが必要とされています。

また、牛肉や豚肉は良質のタンパク質ですが、

脂肪が多く、消化吸収の点でも劣ってしまいます。

 

なので次の食品がオススメとなっていきます。

 

①卵　②牛乳　③トリ肉　④魚肉

⑤大豆および豆腐、納豆、きな粉などの大豆製品の順に、

優先的にとることが一般的にすすめられています。

はい・・・。