BLOGブログ

2024年05月08日

どうして「減塩」が良いと言われているのか?

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

中高年になっていくと、

身体のために「減塩」した方が良いと言われます。

一般的には高血圧の予防と改善には、

まず「減塩」と言われています。

体内の塩分濃度が高くなってしまうと、

水分で薄めようとして血流量が増えます。

その結果として、血圧を高めてしまいます。

 

血圧が高くなって負担がかかってくる臓器の一つが、

「腎臓」(じんぞう)であります。

「腎臓」は、小さな臓器であります。

たとえば肝臓(かんぞう)は女性で約1.3キログラムあるのに対して、

腎臓は約150グラムのものが2つであります。

 

「肝心要」(かんじんかなめ)というように、

腎臓は肝臓と同じくらい身体に重要な

働きを担っているということです。

 

その一つが水分と塩分をコントロールする働きです。

腎臓は食事でとった余分な塩分を、

水分と一緒に尿として排出します。

そして、レニンという酵素を分泌することで、

血圧を一定に保つ働きがあります。

つまり、血圧の調整してくれる役割があるということです。



腎臓は、老廃物を排泄する”尿に関わっている臓器”

というイメージがありますが、

じつは貧血にならないように、赤血球をつくるホルモンを

産生するなど内分泌機能もあります。

 

ビタミンDの活性化や、カルシウム、リンなどに関与して、

骨代謝にも一役かっています。

 

そして身体の塩分調整もしているので、

小さいながら相当過酷な仕事をこなしている

と言って良いかと思います。

 

塩分のとり過ぎで高血圧になってしまうと、

腎臓の負担が大きくなってしまい、

腎機能の低下につながってしまいます。

それがまた血圧の上昇を招いてしまうという、

悪いループとなってしまいます。

 

なので、「減塩」が大切という考え方であります。

 

小さいけど、多くの大切な仕事をする

「腎臓」(じんぞう)を大切にしましょう。
杉山整体

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

0798-43-6011