杉山整体

魚介類に多く含まれているのが、

「タウリン」あります。

栄養ドリンクのテレビコマーシャルで、

見聞きしている人も多いかと思います。

 

これはアミノ酸の一種で、

アジやサバ、ブリやカツオ（血合いの部分）などのサカナ、

イカ、タコ、カニなどの甲殻類、

カキ、ハマグリ、シジミといった

貝類にも多く含まれています。



タウリンには実にさまざまな健康増進効果があり、

まさに「長生き栄養素」といっていいほど、

すばらしい健康パワーを持っている栄養素と

言われているのであります。

 

まずタウリンは、

血圧を下げる作用があります。

交感神経の緊張を鎮めることで、

血圧を下げてくれるそうです。

また、交感神経が穏やかになることで、

ストレスの緩和も期待できるそうです。

さらにタウリンには、

コレステロールや中性脂肪を下げる効果があります。

 

つまりタウリンには、

血圧を下げストレスを緩和し、

コレステロール値を下げることで

心筋梗塞や脳卒中のリスクを

減らしてくれるということです。

さらにタウリンは、

インスリンの分泌を助けて糖分の利用を促進し、

糖尿病の予防をしてくれるそうです。

 

タウリンを十分摂取していると、

脂肪の代謝が高まり、

肥満を防いでくれることも、

動物実験で分かっているそうです。

このほか、タウリンには肝臓の働きを良くし、

視力の衰えを防いでくれる効果もあるそうです。

 

タウリンはアミノ酸の一種というものの、

肉にはあまり入っていません。

しかし、牛やブタなどの「内臓」に

多く含まれているそうです。

なので「モツ料理」はおすすめであります。

 

なんと、魚を食べるときでも内臓は重要です。

煮干しや「じゃこ」などは、

内臓ごと食べるのでタウリンがたくさん摂取できます。

また貝類やカキやホタテなども内臓ごと

食べることが出来るので、おすすめであります。

シジミの味噌汁も汁だけでなく、

身も食べるよう心掛けると良いそうです。