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2024年07月17日

とりすぎた「塩分」・・・どうする。

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

よく、日本人は塩分を摂り過ぎている傾向である

と言われております。

残念ながら、これはほぼほぼ事実といって

よいかと思われます。

しかし、対策はあるのであります。

なんと、「食塩の害」を

打ち消してくれる栄養素があるのです。

 

まずその筆頭となるのが「カリウム」です。

「食塩」はご存じのように「塩化ナトリウム」です。

塩化ナトリウムは体内でイオン化し、

ナトリウムイオンと塩素イオンに分かれます。

そしてナトリウムのほうは、

細胞に取り込まれます。

「ナトリウム」は、

細胞がさまざまな有用な働きをするのに、

不可欠な要素であります。

 

ところが、ナトリウムは塩、しょうゆ、みそ、の他にも、

ハム、ウインナー、ねり製品、即席ラーメンなどの加工食品や、

漬け物などにもたくさん含まれております。

また、いわゆる「うまみ調味料」には、

グルタミン酸ナトリウムというナトリウムが入っています。

ですから、ラーメンなどを食べるときは、

スープを全部飲んだりしてしまうと、

塩分過剰な食生活になってしまいます。

 

細胞内にナトリウムが入り過ぎると、

細胞は細胞内のナトリウム濃度を一定に保つために、

水を取り込もうとしますから、

細胞はパンパンに膨らんでしまいます。

 

これが血管の細胞におこってしまった場合、

細胞が膨張して壁が厚くなり、

血管がせまくなって血液が通りづらくなり、

血圧が上昇してしまいます。

「高血圧」なのです。



このナトリウムを排出するのに重要なのが、

「カリウム」なのです。

「カリウム」は植物や果実に多く含まれている

栄養素なのです。

バナナ、メロン、アボカドなどの果実類、

ほうれん草などの野菜類、

サツマイモなどのイモ類、

そして大豆や小豆などの豆類などにも多く、

さらに魚類にも多く含まれております。



動物の体でナトリウムが増えすぎると、

体内のナトリウムバランスが崩れてしまいます。

なのでナトリウムを細胞内から、

強制的に排出しようとします。

”そのとき体内で「ナトリウム」を「カリウム」に

置き換えようとするそうです”

これを「ナトリウムポンプ」と呼びます。

凄い仕組みです・・・。

 

しかし、このナトリウムポンプがうまく働くためには、

普段から「カリウム」を摂取していないといけません。

つまり、体内におけるナトリウムとカリウムに比率が重要であって、

血圧に大きく影響を与えるものなのです。

 

かりに塩分を多く摂取してしまったとしても、

その害を打ち消すほどのカリウムを摂取していれば、

健康被害を防ぐことが期待できます。

なので、ナトリウムの害を食塩の害を打ち消すためにも、

野菜や果物を今以上摂取することが、

大切となっていきます。



また、カリウム以外にも

食塩の害を防ぐ栄養素があります。

食物繊維やカルシウム、マグネシウムなどです。

さらにタンパク質も食塩の害を、

打ち消してくれる働きがあります。

カリウム、食物繊維、マグネシウム、タンパク質は、

野菜、果物、ナッツ、乳製品、大豆、魚に

多く含まれています。

 

しかしこれらの食品を取っていれば、

塩分をとりまくっても大丈夫とかん違いしてはいけません。

あくまでも常識の範囲内の話しで、

塩分のとり過ぎには注意しましょう。

 

「塩分を打ち消す」食材。

●野菜 ●果物 ●ナッツ ●乳製品

●大豆、大豆製品 ●サカナ です。
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