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2024年07月26日

舌でいろいろな味を感じている。

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人間とかほ乳類の下には、

「味蕾」(みらい)というものがあります。

この「味蕾」(みらい)は、

味覚を感じることが出来る

とても小さな器官であります。

1個が約0.05ミリという小さなものであります。

顕微鏡で見てみると、花の蕾(つぼみ)のような

カタチをしているので、このような名前になったようです。

この味蕾(みらい)は舌以外にも、

上あごとのどの奥にも存在し、

人間の舌には約1万個もあるそうです。

 



むかし、人間の舌は特定の場所で、特定の味を感じていると

教えてもらいました。

ウソです。

それを視覚化したものが「味覚分布図」です。

ウソです。

甘味、塩味、酸味、苦味のうち、

舌の先端には甘味、

その隣の両側面が塩味、

次に酸味、そして舌の根本には苦味を

感じる部分がそれぞれ分布しています。

ウソです。

「中学か高校くらいで習ったことがあるかな~」

と思い出す方も少なくないかと思います。

また、学校で習わなくても、

どこかで味覚分布図を目にしたことがある人も

多いことでしょう。

 

ということで、本当は、

舌は全体で5つの味を感じているのであります。

「味覚分布図」は、

ほぼ世界中の教科書にのっていたので、

誰もが信用し、いまだに信じている人がいても

無理もない話なのであります。

 

「味蕾」は、

甘味、塩味、酸味、苦味、そしてうま味の

5種類の味を感じることができます。

 

世界中に広まってしまったこの情報は、

1990年代には、しっかり否定されて、

教科書からも無くなってしまったということなのです。
杉山整体

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