杉山整体

今まで睡眠における成長ホルモンの分泌には、

ゴールデンタイムがあると考えられてきました・・・。

 

そもそも成長ホルモンというのは、

人間の成長を促す働きがあるホルモンで、

それだけではなく成人になっても分泌され、

身体の代謝を促してくれます。

疲労やケガの回復や、脂肪の分解、

肌の生まれ変わりや髪の毛の発育など、

ヒトの身体を正常に保つために必要不可欠なホルモンです。

なので、成長ホルモンは若返りホルモンとも

呼ばれたりしています。

 

さて、この素晴らしいホルモンは、

食べ物から摂取することが出来ないので、

体内で作り出すしかできません。

 

この分泌には、睡眠におけるゴールデンタイム

があると考えられてきました。

それは午後１０時から日付をまたいだ深夜２時までの時間。

これを「睡眠のゴールデンタイム」と呼んでいました。

この時間に睡眠をとると、

成長ホルモンがたくさん分泌されるということです。



 

しかしここ最近、

睡眠のゴールデンタイムは、

午後１０時から深夜２時までではないちう説が

有力になっております。

 

成長ホルモンがたくさん分泌されるのは、

眠りについてからの３～４時間であり、

「午後１０時～深夜２時」

といった特定の時間ではないということです。

 

重要なのは眠る時間帯ではなく、

入眠してから３～４でしっかり熟睡することのようです。

熟睡するためのコツは、

「寝る２～３時間前にお風呂に入って身体を温める」

「毎日決まった時間に寝る」

「部屋を真っ暗にする」

「アルコールは避ける」

「自分に合った枕を選ぶ」

「寝る前にパソコンやスマホを使うのをやめる」

など、いろいろあります。

 

基本的には早寝早起きは良いそうなので、

心がけるといいと思います。