杉山整体

日々の生活の中で、

何となく身体の調子が良くないことがあります。

このなんとなく調子が良くない時には、

さまざまな原因があると思いますが、

多くの場合「肝臓」が関係しているそうです。

「肝臓」は医学的にみても、

「元気の源」と考えられているそうです。



３大内臓のひとつ、

消化器系の代表としては、

胃腸をイメージする方が多いかと思いますが、

実は消化器系を取りしっきているのは

「肝臓」であります。

 

腸内で消化・吸収された栄養素のほとんどは、

門脈（もんみゃく）という血管を通じて

肝臓に送られます。

そして、肝臓はバランスを見ながら、

栄養素を全身に分配したり、貯蔵したりと、

栄養の元締め的な役割りを果たしているそうです。

 

なんとなく疲労が抜けないとか、

だるい、といった症状があるときは、

肝臓の機能が低下している可能性があります。

また、飲みすぎや食べ過ぎで

調子を崩してしまうというのも同じであります。

やはり、肝臓への負担が大きくなると、

機能低下の影響が出ていると考えられるということであります。

 

肝臓は、

人の体内で最も大きな臓器であります。

その重さは約1.5キログラムで、

脳と同じぐらいの重さであります。

この大きな肝臓という臓器は、

大切な役割りを担っております。

 

※　「受け取った栄養素を別の成分に変えます」

肝臓は、血液中の成分バランスを調整するために、

栄養素を合成して貯蔵したり、

血液中に送る物質に変換して供給したり、

栄養供給の調整をしております。

 

※「いらないものを解毒して捨てている」

肝臓はアンモニアを尿素に変えたり、

アルコールや薬物といった有害物質も、

解毒したりする働きをもっています。

尿素は腎臓から、

その他の不要物は、

胆汁として腸管に排泄します。

 

多くの仕事をしてくれている「肝臓」。

食べたり飲んだりといった食習慣によって、

肝臓に対する負担は日々のことなので、

長期的にみて大きく関わってきます。

食習慣を見直して、

肝臓にはいつまでも元気でいて

もらいたいものです。