杉山整体

世界中がコロナの影響を受けてしまいました。

あの時は、とにかくステイホームという

流れがありました。

仕事において

家でもこなせる業務内容は、

自宅で仕事をしましょう的な・・・。

そんな流れで、

リモートワークという働き方が、

広がっていったわけです。

 

リモートワークはリモートワークで、

良い部分もそれなりにあります。

電話の音や、周りの人の話し声に、

気を取られることがありません。

会社の人たちと接することによる気疲れなども、

軽減することもできるでしょう。

しかし、良いことばかりではありません。



「通勤」という名の運動が無くなってしまいます。

日々の歩く距離が減ってしまいます。

ほかにも、出勤する必要が無くなってしまったせいか、

朝寝坊が常態化してしまい、

生活のリズムが変になってしまって、

食事の時間も不規則になり、

しかも食べるものも、

デリバリーやインスタントが中心になってしまったり、

周りの目が無いのをいいことに、

ついついお菓子に手が伸びてしまって、

太ってしまったなんて声もあったみたいです。

 

そもそも人間の脳にとって規則正しい生活は、

大切なのであります。

食事・運動・睡眠がより大切と思われる

３０代～５０代にとったら、

生活習慣の乱れが健康に良くないのは、

当たり前のことであります。

不規則な生活は、

高血圧や脂質異常の原因のひとつと

考えられています。

それは人間ののうにとっても、

大きなダメージと言われています。

 

人間のからだは血管に流れている血液が、

からだ全体に酸素と栄養を送っているわけですが、

内臓が弱っていれば質のいい血液を作れませんし、

そんな汚れた血液は、

脳に十分な酸素を届けることが出来ません。

脳が働くにはきれいな酸素と栄養、

ブドウ糖やビタミンが大切です。

それが不足すれば結果、

脳の働きが鈍くなってしまうということです。

 

また、脳には「脳リズム」というものがあるそうです。

脳はホルモンの分泌や、

朝目覚めて夜眠くなるサーカディアンリズムや、

食事のタイミングなどの周期が重なりあって、

働いているそうです。

そのリズムが崩れてしまうと、

脳の活性も落ちてしまうそうです。

もしかしたら、

リモートワークで時間的には長く仕事をしているのに、

全然はかどらず、

生産性が落ちてしまったという人は

いるかもしれません。

睡眠時間は十分なのに、

身体がだるいという人もいると思います。

 

「やる気」というのは、

良い生活リズムから生れるかもしれませんね。

小さなことと思わずに、

規則正しい生活リズムを見直すことを

おすすめします。