杉山整体

何かと毎日毎日いろいろあって、

疲れたと感じたりしているかと思います。

考えたり、心配したり、後悔したり、

色々と脳が疲れているわけであります。

脳を休ませるには、

「α波」が良いと言われています。



さて、

「α波」とは、

脳で発生さる電気信号の一種で、

頭の表面にセンサーを付けることで、

測定可能な脳波のうち、

８～１３Hzの波のことを指します。

「α波」が出ている状態のときは、

記憶力や集中力が高まっていると言われています。

 

脳はにはα波のほか、β（ベータ）波、Γ（ガンマ）波、

θ（シータ）波、δ（デルタ）波の

計４種類あります。

この中で最もリラックスしているときに

観測される脳波が「α波」であります。

この「α波」が出ているときには、

神経伝達物質のエンドルフィンが

一緒に出されています。

このエンドルフィンは、

「脳内麻薬」と呼ばれるほど

強い鎮痛作用を持ち、

モルヒネの何倍も痛みを抑え、

多幸感をもたらす物質であります。

この時には、

おもに右脳が活動しています。

なので、

ストレスを減少させ脳を休ませることは、

集中力や記憶力を向上させるとことにも

役立つと考えられています。

 

結果を出し続ける一流スポーツ選手の

脳波を測定すると、

どんな時でも「α波」が出ていることが

分かっています。

彼らは緊張でパフォーマンスの質を

落とすことが無いように、

いつでもリラックスして脳が「α波」を

出す状態を作り上げているのです。

 

では、

私たちが日常生活の中で、

ストレスに強い脳を作るには、

どうすればいいのでしょうか？

 

一定のリズムを繰り返す行動には、

「α波」を発生させ、

脳をいやすことで知られています。

たとえば、

そしゃくや自転車に乗ってペダルを

こぐような運動、

海辺で波の音を聞く、

オルゴールの奏でる音を聞くことも

効果があるそうです。



入浴中も「α波」が出やすくなっていますので、

これらを組み合わせて

半身浴をしながら音楽を聴くなどすると、

脳にとっていい状態が作りやすくなります。

 

ときどきは、

仕事や日常生活の悩みはいったん置いておいて、

何も考えないで、

ぼんやりと時間を過ごしてみましょう。

「なにもない」

ただそこにいるだけの時間は、

瞑想しているのと同じで、

脳をリラックスモードに導いてくれます。

 

「α波」が出ている状態の脳は、

集中力の持続が可能で、

持てる力を存分に発揮できる状態と

言われております。

人それぞれリラックスというシーンは

多少違うかと思いますが、

そういった生活習慣が有るのと無いのでは、

疲れぐあいが大きく違ってくると

思われます。

リフレッシュ大切です。