杉山整体

疲れたりすると、

甘いものが食べたくなります。

しかし、

白砂糖を使ったデザートには

要注意みたいであります。



肥満のげんいんになるばかりではなく、

糖尿病や低血糖症、慢性疲労、

イライラなどの精神不安を

起こしやすくなるそうです。

 

さて、

砂糖の原料はサトウキビです。

これは血液中に取り込まれるスピードが早く、

一気に血糖値を上げてしまいます。

すると、

急上昇した血糖値を下げようと、

膵臓からインスリンというホルモンが

放出されます。

今度は血糖値が急降下してしまいます。

結果として低血糖をおこして、

身体はもっと糖が必要だと判断し、

さらに甘いものを欲するようになってしまうわけです。

こうした血糖値の乱れは膵臓を疲れさせ、

インスリンを分泌しても

大量の糖をうまく処理できなくなってしまいます。

そうすると、

腎臓を通して尿に糖が放出してしまいます。

これがⅡ型糖尿病と呼ばれるものです。

インスリンには、

エネルギー源となる糖を体内の組織に

取り込む働きがあります。

大量に送り込まれた糖はすぐに使われないため、

脂肪として蓄えられます。

甘いものを食べれば食べるほど太るのは、

そのせいなのです。

 

また、

甘いものを食べるとホッとしたり、

幸せな気分になったりしますが、

これは血液中のブドウ糖の影響によります。

けれども、

さきほど述べたとおり、

インスリンの作用で血糖値が急降下すると、

低血糖症状になる恐れがあります。

低血糖は脳の働きを低下させ、

イライラうつ症状を引き起こす原因となって

しまうのです。

低血糖になると、

血糖値を上げようとして、

副腎からアドレナリンを分泌させますが、

このアドレナリンは興奮しやすく、

攻撃的な性格にしてしまうと言われています。

白砂糖のとり過ぎは、

脳に悪い影響をあたえるということです。

 

おやつには、

バナナや焼き芋などがおすすめであります。

これらの食べものは、

食物繊維やビタミン、ミネラルが含まれ、

血糖値が急激に上がることが無いそうです。

 

白砂糖を摂り過ぎないようにした方が

良いみたいであります。