杉山整体

健康のためには、

お腹いっぱい食べてしまう事は、

あまり良くないと言われております。

昔から「腹八分目」が良いと考えられております。

腹八分目ぐらいなら、

取り入れた栄養をすべて使い切ることができるという

昔の人の知恵なのでしょうか？

ようは、

お腹いっぱい、

満腹では食べ過ぎということなのでしょう。



身体にとって栄養素は、

入った先からすぐに使い切ってしまう

「自転車操業」がちょうど良いそうです。

体内で処理できない栄養素は、

残念ながら身体にとって「不要物」です。

ため込んでしまっても、

良いことは無いそうです。

それらは血を汚して

血管にダメージを与えるだけだそうです。



満腹によって、

血液中に栄養素がダブつくと、

活性酸素が発生してしまいます。

発生した活性酸素は

血液中の赤血球を変形させ、

その柔軟性をうばってしまいます。

赤血球が自分よりも細い毛細血管を通過できるのは、

柔軟性があるからです。

変形して硬くなってしまった赤血球では、

毛細血管を通れないので、

赤血球の大事な役割りである

「酸素の運搬」ができません。

満腹状態がつづくと、

しだいに細胞が酸欠状態に

おちいると言えるのです。

 

食べることがストレス解消という方もいらっしゃいますが、

「ドカ食い」は自傷行為に近いものが

あると言われています。

食べ過ぎると身体の中の

細胞の活動をサポートする血液に、

大きなダメージを与えてしまうそうです。

 

血液が弱ると細胞の働きが悪くなり、

病気や老化へとつながってしまうので、

毎度毎度お腹いっぱい食べるという

生活習慣は見直す必要があるのです。

 

食の喜びとは何でしょうか・・・。

けっしてお腹いっぱい食べることではなく、

誰かとともに楽しく食事する

ことではないでしょうか。

久しぶりに会う友人知人親兄弟を、

ご飯に誘ってみるのも良いかとおもいます。