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2025年09月10日

白米は「冷やご飯」がいいらしい。

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冷やご飯が身体に良いという話を

聞いたことがあったりなかったり・・・。

 

一日に3度の食事、

どうせなら美味しく食べたいというヒトと、

いやいやどうせなら身体に良いものを食べたい。

それは、人それぞれであります。

美味しいものはヒトそれぞれ違いはありますが、

身体に良いものは、

ことのほか共通したものが

多いかと思います。

 

さて、冷やご飯は、

どのように身体によいのでしょう・・・。



炭水化物は、

食物繊維と糖質が合わさったものであります。

白米は、

玄米を精製して

食物繊維が多いぬかを取り除いたものなので、

”糖質”ともいえます。

糖質は体内に入ると胃や小腸で消化吸収されて、

血液の中をめぐるブドウ糖=血糖になります。

その値が血糖値ということです。

ブドウ糖は脳や筋肉、臓器を動かすエネルギーになりますが、

とりすぎると中性脂肪として蓄えられます。

それが、「糖質のとり過ぎが肥満につながる」

といわれる理由なのです。

 

なので時々は、

食物繊維が豊富な玄米や大麦入りのご飯、

オーツ麦を使ったオートミールなどを

食べることをおすすめするわけですが、

これがちょっと苦手という方には、

”白米でもおすすめの食べ方”があります。

 

それは炊きたてではなく、

冷まして食べる方法です。

冷ました白米は、

”難消化性でんぷん”が増えます。

通常のでんぷんは消化酵素で分解されて、

小腸で吸収されますが、

”難消化性でんぷん”になると

複雑な構造に変わるため、

消化酵素では分解されません。

 

不溶性なのに水溶性食物繊維と同じように、

腸内細菌のエサとなり、

私たちの身体にとって有益な

「短鎖脂肪酸」を生み出してくれるそうです。

腸内環境が良くなるということなのでしょう。

 

私が子供の頃は、

炊飯器に”保温”が無かったし、

電子レンジもなかったので、

むかしのヒトは現代のヒトより、

この冷やご飯を多く食べていたことが

想像できます。

昔のヒトは腸内細菌がよろこぶ、

白米の食べ方をしていたと思われます。

 

冷やご飯といっても、

手を当てて熱を感じない程度の温度で十分みたいです。

ちょっとしたことですが、

生活の中に取り入れてみては

いかがかと思います。
杉山整体

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