杉山整体

私たちにとって体内の水分は、

重要な役割りを担っております。

体内の水分量を一定に保つことによって、

私たちの生命活動が維持、機能しております。

しかし、

体内の水分量は加齢とともに、

変化していくものなのであります。

生まれたての赤ちゃんに比べて、

高齢者ではかなり違っていきます。

 

ということで、

年代別、性別、体型などによる

体内の水分量について、

理解していきたいと思います。



生まれたての赤ちゃんは、

体重の８割が水分であります。

これが年齢とともに水分量は、

減少していきます。

乳幼児では、体重の７割になり、

成人ではその水分量は、

６割になっていきます。

高齢者のその線引きはむずかしですが、

５割まで減少していくそうです。

 

まあ、個人差はありますが・・・。



赤ちゃんや乳幼児が瑞々しいのは、

成長過程で水分が必要であることと、

骨や脂肪などの組織がまだ少ないからです。

 

一方、

高齢者の水分量が少ない主な理由は、

筋肉量が減少するからです。

筋肉にはたくさんの体液が

含まれています。

具体的には、

全体の体液の約４０％が、

筋肉にあると言われております。

ヒトは下半身にたくさん大きな筋肉があるので、

体液も下半身に多く分布しているということです。

 

足腰の衰えは、

体内の水本量にとても影響がある

ということであります。

 

次に、

性別によっても体内の水分量に

違いがあります。

成人男性の体内の水分量は、

体重の６０％であります。

女性の場合は、

５５％となっていきます。

これは筋肉量のちがいであります。

もちろん筋肉量の女性もいますから、

そういった方は男性に近い水分量となっていきます。

 

次に、

体格による水分量の違いであります。

脂肪が多いふっくら体型の方は、

相対的に筋肉量が少なくなるので、

水分量の割合は少なくなってしまいます。

こういう方は、

脱水症になりやすいと言われています。

逆に筋肉量が多いアスリート体型の方は、

水分量の割合が多く、

脱水症になりにくいと言われています。

 

水分は命の源であります。

生命活動に必要なのです。

少量の水をマメに補給することが、

理想と言われています。

一定の筋肉量を維持する日々の運動も、

とてもおすすめであります。

「ウォーキング」が手軽で

お金がかからなくて良いですね。